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レイテ島 レイテとうLeyte Island

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レイテ島
レイテとう
Leyte Island

フィリピン,ビサヤ諸島東部の島。面積 7214km2。南北に細長く,けわしい脊梁山脈によって東西に2分される。全般に平野は狭小で,海岸沿いに断続するが,中央部から北部にかけては,脊梁山脈の東側にレイテ平野,西側にオルモク谷が開け,ともに人口稠密な農業地帯である。イネが主作物で,オルモク谷ではサトウキビ栽培も盛ん。ほかにトウモロコシ,ココヤシ,マニラアサ,タバコ,バナナが栽培される。東のレイテ湾岸,北のカリガラ湾岸では漁業が盛ん。山地は森林資源が豊富で,林業が行われる。マンガン,アスファルトの小鉱山がある。東半ではサマル語,西半ではセブアノ語が用いられる。主要港は北東部にあるレイテ湾奥のタクロバンとオルモク湾奥のオルモク。第2次世界大戦では 1944年 10月アメリカ軍が上陸し,続くレイテ湾海戦で日本の連合艦隊がほぼ壊滅した。周辺にある 115の小島も含めてレイテ州,サザンレイテ州に分れる。州合計面積 8003km2。同人口 189万 7714 (1990推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

レイテ‐とう〔‐タウ〕【レイテ島】

Leyte Island》フィリピン中央部、ビサヤ諸島東部の島。レイテ州と南レイテ州からなる。同島北東岸とサマール島サンフアニコ大橋で結ばれる。肥沃な土地が多く、米、アバカマニラ麻)、サトウキビ、トウモロコシなどを産する。東岸のレイテ湾は、第二次大戦末期の日米海軍の激戦地。主な都市は北東岸のタクロバン

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レイテ島
れいてとう
Leyte

フィリピン中部、ビサヤ諸島東部の島。面積7750平方キロメートル、人口182万8816(1995)。全体に山がちで中央を北西から南東に山脈が貫く。最高点はルナス山(1350メートル)。東岸は年間を通じて雨が多いが西岸は比較的少ない。東半部にはサマル・レイテ人、西半部にはセブ人が住む。いずれも広義のビサヤ人に属し、キリスト教徒になっている。土地が肥沃(ひよく)なので各地からの移住者も多い。中央山地では良質の木材を産し、東岸では米、マニラアサが、西岸ではトウモロコシ、サトウキビなどが栽培される。太平洋戦争の末期、フィリピン奪回を目ざすアメリカ軍の上陸地となり、日本軍との間に激戦が展開された。中心都市はタクロバン(人口17万8639、2000)。1973年レイテ島北部東岸とサマル島を結ぶ大橋サン・ファニコ橋(全長2162メートル)が開通した。[別技篤彦]

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