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レコンキスタ レコンキスタ 〈スペイン〉Reconquista

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デジタル大辞泉の解説

レコンキスタ(〈スペイン〉Reconquista)

キリスト教徒による、イベリア半島イスラム教徒からの解放運動。711年のイスラム軍の侵攻後始まり、1492年のグラナダ陥落で完了した。国土回復運動国土回復戦争

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百科事典マイペディアの解説

レコンキスタ

国土回復戦争

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大辞林 第三版の解説

レコンキスタ【Reconquista】

イスラム教徒に占領されたイベリア半島をキリスト教徒の手に奪回する運動。711年のイスラム侵入後から、1492年のグラナダ開城まで続いた。この過程でポルトガル・スペイン両国家が成立した。国土回復運動。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レコンキスタ
レコンキスタ

国土回復運動」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レコンキスタ
れこんきすた
Reconquista

レコンキスタはスペイン語で「再征服」の意。8世紀初頭から1492年のグラナダ開城までの約800年間、イベリア半島で北のキリスト教スペインと南のアル・アンダルスイスラム教スペイン)との間に展開された対立抗争状態をさし、国土回復戦争と訳される。
 711年イベリアに侵攻したイスラム軍は短期間でほぼその全域を支配下に置いたが、有力な都市がなく多分に未開の地である半島北辺の山岳部の掌握は、かならずしも十分ではなかった。このために南から避難してきた西ゴートの残存勢力と山岳部先住民が結束し、反イスラムを標榜(ひょうぼう)する抵抗運動の拠点がいくつか生まれた。やがて、西ゴート貴族ペラージョが722年にイスラムの討伐軍を迎え撃ち、大きな損害を与えて退けた。のちにコバドンガCovadongaの戦いとよばれ、今日一般にレコンキスタの起点とされるこの事件は、時とともにキリスト教徒による半島支配の復活を目的とするイデオロギーをはぐくみ、これの実現に向けての戦いの象徴となった。
 初期レコンキスタの弱小な拠点が生き長らえたのは、イスラム教徒が事態を軽視したためであった。とはいえ、コルドバ・ウマイヤ朝がアル・アンダルスの統一を維持する間は、キリスト教スペインはドゥエロ川(ポルトガル語ではドーロ川)とエブロ川を結ぶ線の北側に押し止められた。この均衡は11世紀の前半、後(こう)ウマイヤ朝の崩壊(1031)とカスティーリャとアラゴンの台頭(1035)によって破れ、事態は流動化した。トレド、サラゴサ、リスボンの三都市が相次いでキリスト教徒の手に落ちると、イスラム教徒は北アフリカからの強力な援軍を得て反撃した。だが、これもナバス・デ・トロサの戦い(1212)を境に勝敗が決し、13世紀中葉には西のポルトガルと東のアラゴンはレコンキスタを完了、アル・アンダルスはカスティーリャの属国と化したグラナダ一国に追い詰められた。それでもイベリア全土のレコンキスタ終了(1492)までには、さらに2世紀半余の時間を要した。
 長期に及んだレコンキスタは、その後のスペインとポルトガルの近代史によくもあしくも決定的な影響を与えた。不断の臨戦体制は、これら二国の政治、経済、宗教、文化、人々の価値観などあらゆる領域に深い影響を与えた。15世紀末から本格化する両国のアジアと新世界への進出、とくに一気に強大化したスペインのヨーロッパ政治への関与、その黄金の世紀における文化の繁栄、そして経済の破綻(はたん)による17世紀中葉以降の衰退などは、いずれもレコンキスタとのかかわりのなかで初めて説明される。[小林一宏]
『J・ビセンス・ビーベス著、小林一宏訳『スペイン――歴史的省察』(1975・岩波書店) ▽J・バルデオン他著、神吉敬三・小林一宏訳『スペイン――その人々の歴史』(1980・帝国書院) ▽W・モンゴメリ・ワット著、三木亘訳『地中海世界のイスラム――ヨーロッパとの出会い』(1984・筑摩書房)』

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世界大百科事典内のレコンキスタの言及

【国土回復戦争】より

…イベリア半島におけるキリスト教徒とイスラム教徒との戦いをいい,8世紀初頭から1492年までの約800年間続いた。スペイン語ではレコンキスタreconquistaと呼び,〈再征服〉を意味する。 6世紀後半にイベリア半島の政治統一を達成した西ゴート(ビシゴート)王国は,7世紀後半に入ると政治・経済・社会の各領域で深刻な危機に陥り,折から北アフリカを西進する新興イスラム教徒の攻勢を受けてあえなく崩壊した(711)。…

※「レコンキスタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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