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レジャー産業 レジャーさんぎょう

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百科事典マイペディアの解説

レジャー産業【レジャーさんぎょう】

技術進歩に基づく労働生産性の上昇は,社会的平均労働時間の短縮,余暇の増大を可能とし,余暇を過ごすための新しい商品・サービス需要が生じた。この需要に応じる業種のうち,特にレジャー用に専門化している商品供給者,および遊園地,劇場・映画館,旅行斡旋(あっせん)のような観光,娯楽などに関するサービス業などがレジャー産業と総称され,その伸びは特に著しい。

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世界大百科事典 第2版の解説

レジャーさんぎょう【レジャー産業】

狭義のレジャーとは,生活時間の中で労働,勉学などの拘束時間と,睡眠,食事,入浴などの生理的に必要な時間を除いた残余の自由時間の過し方を総称する。そしてレジャー産業は,そうしたレジャー活動に対する財・サービスを提供する産業である。
[レジャー産業の分類]
 フランスの社会学者デュマズディエJoffre Dumazedierは《余暇文明へ向かって》(1962)の中で,レジャー活動を休息,気晴し自己啓発(人格の発展)の三つに分類しているが,これに従ってレジャー産業をみると,まず休息は経済的支出がほとんど生じないので除外すると,次の三つに大別できる。

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大辞林 第三版の解説

レジャーさんぎょう【レジャー産業】

レジャーに関連した産業。ホテル・旅行・娯楽などのほか、外食や文化などの各産業も含む。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レジャー産業
レジャーさんぎょう

余暇産業」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レジャー産業
れじゃーさんぎょう
leisure industry

人々のレジャー活動に対して、それに必要な用具の製造・販売、施設・用具の提供、レジャー活動の指導を行う産業の総称。

レジャー産業の分類

レジャー活動の能動性・積極性を基準に三つに大別される。(1)仕事などのストレスからの一時的な解放を目的とするリリース(発散、解放)型レジャー(外食、テレビ、音楽、興業などの鑑賞、ギャンブルなど勝負事を含む)、(2)非日常的行為を通じて明日への活力を生み出すレクリエーション型レジャー(スポーツ、観光など)、(3)自己実現を意識した自己啓発型レジャー(音楽・美術などの創作活動、和・洋裁、茶・華道など「稽古(けいこ)事」、読書や各種講習会での学習など)に区分される。国内のレジャー市場(余暇市場)は、2000年(平成12)現在85兆0570億円(前年比0.6%減)である(『レジャー白書2001』)。1996年をピークにマイナス成長を続けているが、減少幅は除々に縮少している。[殿村晋一]

レジャー産業の発展

わが国のレジャー産業は、1950年代なかばの高度成長とともに急成長した。パチンコ、酒場、野球観戦など盛り場でのリリース型レジャーが中心で、市場規模もGNPの10%前後から年々その比重を高めてきた。1964年の東京オリンピック大会、70年の大阪万国博などは、新幹線、高速道路など社会資本を充実させ、モータリゼーションを加速化し、旅行、スポーツなどレジャー活動の屋外化、高額化を促し、レジャー産業の大型化を促進した。この時期、企業社会では飲食、勝負事、スポーツを接待に利用する慣行(いわゆる「社用族」)が定着し、社員旅行を含む仕事と結び付いた「半レジャー」が、レジャー産業を支えた面も無視できない。
 経済の安定成長への移行後も、レジャーに対する支出は増大傾向をたどり、1980年代に入ると、レジャー活動は個性化し、多様化した。円高を背景に海外旅行がブームとなり、ホビーや学習、さらにはマニアの出現(個性派レジャー)が新市場(クラフト模型など)を拡大させた。茶・華道、ピアノ、囲碁など「求道性」の強いレジャーが、DIY(do it yourself)や園芸など日常的レジャー(手作り文化)と並んで息の長い人気を確保している反面、ジョギングやエアロビクスなど健康スポーツに高齢層を中心とするゲートボールなどが仲間入りしている。[殿村晋一]

レジャー産業の特徴

時間帯や曜日、季節による繁閑差や流行のライフ・サイクルの短さなどから経営リスクが大きいため、中小企業が多く、需要立地型労働集約的色合いが強く、パート、アルバイトなど臨時雇用者が多い。大資本も「大型レジャー館」とかディズニーランド型の「大型テーマパーク」に進出しているが、多角経営による危険分散によって経営安定を図っているものも多い。[殿村晋一]

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世界大百科事典内のレジャー産業の言及

【産業分類】より

…さらに1970年代初めから未来産業という言葉も登場し,従来の産業の横断的な,有機的な結合によって成立する海洋開発,宇宙開発,情報,住宅・都市開発,医療,教育,レジャー,エンジニアリング,先端技術産業などという分類が登場している。たとえば,レジャー産業という範疇(はんちゆう)には,第1次産業の植木,園芸が入り,第2次産業のカメラ,楽器,レコード,スポーツ用品,書籍,旅行用品,テレビ,ラジオ製造業など,第3次産業の映画館,劇場,野球場,パチンコ・マージャン店,レストラン,バー,旅館,ホテル経営等,きわめて多岐にわたる産業分類項目が含まれる。このような範疇の統計は日本にもまだないので,産業分析のつど新たにつくり直す作業が必要となる。…

【レジャー】より

…レジャーの形態が積極的なものから消極的なもの(〈やるスポーツ〉から〈見るスポーツ〉へ,また祭りすら観光客の見るものへ変質)へ多くの場合推移してきていること(若干の逆流もないではないが)も,この過程を容易にする。そうした企業を,ふつうレジャー産業と呼んでいる。狭い意味では旅館,レストラン,映画館,ボウリング場などのサービス・娯楽設備をさしているが,もっと広くはデパートなどもふくめた〈レジャー商品〉の製造・販売業,娯楽的〈情報〉のサービス・提供(マス・メディア,広告産業のある側面,ある機能)を総称するものとして考えてもよい。…

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