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レプチャ語 レプチャごLepcha language

5件 の用語解説(レプチャ語の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レプチャ語
レプチャご
Lepcha language

インド,ヒマラヤ東部のシッキム州を中心に用いられている言語。チベット=ビルマ語族チベットヒマラヤ語群に入れる説と,同じくアッサム語群に入れる説,その他,チン語群説,ボド=ナーガ語群説があり,一致をみていない。

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百科事典マイペディアの解説

レプチャ語【レプチャご】

シッキムを中心に,ネパール東端,ブータン西部,インド西ベンガル州ダージリン周辺に話されるレプチャ人Lepchaの言語。ロン語とも。チベット・ビルマ語派に属するが,同語族の諸言語との関係については諸説がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

レプチャご【レプチャ語 Lepcha】

シッキムの最古の住民といわれるレプチャ族の言語。シッキムのほか西ブータン,東ネパール,ダージリンなどでも話される。自称はロン語Rong。チベット・ビルマ系の言語(チベット・ビルマ語派)と認められるが,詳しい所属関係はまだ決定されていない。単音節を主体とするS‐O‐V(Sは主語,Oは客語(目的語),Vは動詞)型言語で,kǎ‐,tǎ‐,pǎ‐,sǎ‐などの接頭詞が使われる。例:sǎ‐tsǔk(太陽),sǎ‐ar(山羊)。

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大辞林 第三版の解説

レプチャご【レプチャ語】

シナ-チベット語族チベット-ビルマ語派の一言語。インドのシッキム、ダージリンやネパール東部に分布。レプチャ文字を使用。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レプチャ語
れぷちゃご

シッキムを中心に東ネパール、西ブータンなどで話される言語。ロン語ともいう。19世紀に文法書・辞典がつくられているが、その所属系統に諸説があり、ヒマラヤ語系、北ナガ語系に入れたり、テングサ語に近いとする。また、基層言語として、モン・クメール諸言語をあてる場合もある。単音節語を主体とし、主語・目的語・動詞の順に並べられ、名詞に格助詞がつき、形容詞は名詞のあとに置かれる。「白い馬」は、馬←白い、「よい人」は、人←よいとなる。語彙(ごい)には古いチベット語からの借用語を多く含む。18世紀初頭につくられたレプチャ文字は、チベット文字より複雑な字形をもつが、通説では、その起源はチベット文字(無頭字)に求められる。[西田龍雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のレプチャ語の言及

【レプチャ族】より

…ネパールの東端からインドのダージリン,シッキム州にかけて居住するモンゴロイド系民族。推定人口6万。彼らは現居住地域の原住民とされ,とくにシッキムの山や川の名にはレプチャ語に由来するものが多い。しかし17世紀のボーティア(チベット)人の侵入によるシッキム王国の樹立以後,彼らに服属することになり,宗教もラマ教(紅帽派)を奉じ,生活様式もチベット化した。さらに18世紀以降のネパール人の東方進出によって,ますます少数民族と化していった。…

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