レ・シルフィード(英語表記)Les Sylphides

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レ・シルフィード
Les Sylphides

音楽フレデリック・F.ショパン,振り付けミハイル・フォーキンによる 1幕のバレエ。別名『ショピニアーナ』Chopiniana。1908年サンクトペテルブルグのマリインスキー劇場で,オルガ・I.プレオブラジェンスカ,アンナ・パブロワタマラ・P.カルサビナ,ワスラフ・F.ニジンスキーによって初演。1909年セルゲイ・パブロビッチ・ディアギレフバレエ・リュスレパートリーとしてパリで上演された。ショパンのプレリュードノクターン,ワルツ,マズルカなどをアレクサンダー・K.グラズノフらが管弦楽に編曲したものに振り付けられており,特に筋はなく,月光のさす森に踊る空気の精と詩人との語らいを情景描写した作品。女性は白いロマンチック・チュチュを着て踊り,バレエ・ブラン(白いバレエ)の代表的作品といわれている。世界の多くのバレエ団のレパートリーに採用され,繰り返し上演されている。

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百科事典マイペディアの解説

レ・シルフィード

《ショピニアーナChopiniana》(ロシア語原題)ともいう。ショパンのピアノ曲をグラズノフらが管弦楽用に編曲した音楽に,フォーキンが振り付けたバレエ。1907年に第1版,1908年に第2版がペテルブルグのマリインスキー劇場で上演。第2版をもとにさらに手を加えた版が1909年〈バレエ・リュッス〉のパリ公演で上演された。パブロワニジンスキーカルサビナらが出演。空気の精(シルフィード)と森に迷い込んだ詩人との踊りを幻想的に描き,ロマンティック・バレエへの賛歌をうたい上げた作品で,フォーキンの名を高めたモダン・バレエの傑作。《ラ・シルフィード》とは別作品。→ダンカン

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デジタル大辞泉プラスの解説

レ・シルフィード

ロシア出身の振付家ミハイル・フォーキンによる全1幕のバレエ(1907)。原題《Les Sylphides》。マリインスキー劇場で初演。『ショピニアーナ』とも呼ばれ、フレデリック・ショパンのピアノ曲を管弦楽版に編曲したものを多数使用していることで知られる。

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