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ロイシン ロイシンleucine

翻訳|leucine

6件 の用語解説(ロイシンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロイシン
ロイシン
leucine

アミノ酸の一種。略号 Leu ,その化学式は (CH3)2CHCH2CH(NH2)COOH 。L体は鱗状の板状晶。融点 293~295℃ (分解) 。水にあまり溶けない。苦味がある。必須アミノ酸の一種。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ロイシン(〈ドイツ〉Leucin)

必須アミノ酸の一。弱い苦味のある白色の結晶。ほとんどのたんぱく質に含まれ、特にヘモグロビンカゼインなどに多い。

出典|小学館
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栄養・生化学辞典の解説

ロイシン

 C6H13NO2 (mw131.18).

 タンパク質に常在する疎水性アミノ酸で,必須アミノ酸の一つ.分枝アミノ酸の一つでもある.

出典|朝倉書店
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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

ロイシン【leucine】

必須アミノ酸のひとつ。イソロイシンバリン同様、分岐鎖と呼ばれる構造上の類似点をもつ分岐鎖アミノ酸BCAA)に分類される。たんぱく質の生成・分解を調整することによって、肝機能の円滑化や筋肉の強化、疲労改善、免疫力の向上などに効果を発揮する。幅広い食品に含まれているので不足することは少ないが、過剰摂取した場合、その他のアミノ酸とのバランスを崩し、免疫機能の低下を招く。

出典|講談社
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大辞林 第三版の解説

ロイシン【leucine】

ヒトの必須ひつすアミノ酸の一。各種タンパク質中に含まれ、カゼインなどの酸加水分解物から得る白色結晶。弱い苦みがあり、水・アルコールに溶ける。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロイシン
ろいしん
leucine

分岐鎖をもつα(アルファ)-アミノ酸の一つ。略号はLeuまたはL。L-ロイシンはタンパク質を構成するアミノ酸の一つで、ほとんどすべてのタンパク質に含まれているが、とくにヘモグロビンやカゼインなどに多く含まれる。天然には遊離状態でも存在する。α-アミノイソカプロン酸で、分子量131.17。弱い苦味がある。光沢のある白色六角板状結晶で、145~148℃で昇華し、293~295℃で分解を伴って融解する。水には比較的溶けにくく、分解しやすい。生体内ではピルビン酸からα-ケトイソカプロン酸を経て合成される。ヒトにとっては必須(ひっす)アミノ酸の一つで、体内では合成できない。また、分解は、α-ケトイソカプロン酸からイソバレリル補酵素Aを経てアセト酢酸とアセチル補酵素Aとに分解する。
 なお、D-ロイシンはタンパク質には含まれないが、ポリペプチド性抗生物質であるグラミシジンやポリミキシンにその構成成分として含まれている。[降旗千恵]

栄養

タンパク質構成アミノ酸の一種。栄養上、必須アミノ酸の一種である。食品タンパク質に広く分布するので欠乏することはない。天然のL-ロイシンは弱い苦味があるが、合成のD-ロイシンは甘味がある。ロイシンを亜硝酸で酸化するとロイシン酸となる。ロイシン酸のナトリウム塩はショ糖の2.5倍の甘味がある。体内での代謝は脱アミノと酸化的脱炭酸によりイソ吉草酸(きっそうさん)となり、最終的にアセチル補酵素Aとアセト酢酸になる。[宮崎基嘉]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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