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ロイブ Jacques Loeb

デジタル大辞泉の解説

ロイブ(Jacques Loeb)

[1859~1924]米国の実験生物学者・生理学者。ドイツ生まれ。動物の走性や再生現象などの研究を行った。1894年にウニの卵で人工的な無受精生殖に成功した。著「生命の機構」「有機体全体論」など。

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百科事典マイペディアの解説

ロイブ

米国の生物学者。ドイツに生まれ,ベルリンストラスブール等の大学に学ぶ。1891年渡米し,シカゴ,カリフォルニア等の大学教授を経てロックフェラー研究所員。走性再生の研究,人為単為生殖,生体電気の研究等に業績をあげた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ロイブ【Jacques Loeb】

1859‐1924
アメリカの実験生物学者。ドイツに生まれ,ベルリン大学哲学科に入学後,シュトラスブルク大学(現,ストラスブール大学)へ移り大脳生理学を学ぶ。ビュルツブルク大学助手を経てアメリカへ移住。ブリン・マー・カレッジ助教授,シカゴ大学,カリフォルニア大学バークリー校教授,ロックフェラー研究所員を歴任した。動物の走性や再生,ウニの人工単為生殖,受精により生じる生化学的変化の研究を行い,それをもとに生命現象に対する徹底的な物理・化学的説明を試みた。

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大辞林 第三版の解説

ロイブ【Jacques Loeb】

ローブ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロイブ

レープ」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロイブ
ろいぶ
Jacques Loeb
(1859―1924)

アメリカの実験発生学者、生理学者。ドイツで生まれ、ベルリン大学で哲学を、ストラスブール大学で脳脊髄(せきずい)生理学をそれぞれ学んだ。その後ウュルツブルク大学などで助手として生理学の研究に携わった。1891年アメリカに渡り、シカゴ大学、カリフォルニア大学の生理学教授を歴任し、ロックフェラー研究所の所員となった。生物の示す現象を物理化学的な面から実験的に解析するという立場からの研究は広範な分野に及んでいる。動物の走性、再生現象、無機イオン類の生理学的意義からタンパク質の物理化学まで優れた研究を行ったが、そのなかでも著名な仕事は、ウニの未受精卵を化学物質を溶かした海水に浸すことにより発生を開始させた実験で、当時の生気論と機械論の論争の渦中に大きな石を投じたものであった。物理化学的な実験を進めると同時に、生物を一つの統一体としてとらえることの重要さを説いた。主著に、『脳の比較生理学と比較心理学』(1900)、『生きているものの動的活動』(1906)、『生物学的エッセイ 生命の機械論的概念』(1912)、『人工処女生殖と受精』(1913)、『一つの全体としての生物体』(1916)などがある。[竹内重夫]

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世界大百科事典内のロイブの言及

【走性】より

…現実の自然界において,生物とくに多くの動物は,上述のような走性によって,食物,異性,その他,彼らの生存に必要な対象を手に入れることが可能になっている。それと同時に,動物の行動がすべて走性ないしは走性の積重ねで説明できると考えるのはまったく誤りで,かつて走性をくわしく研究したJ.ロイブは,人間の恋愛をも走性の一種とみなしたが,これはナンセンスである。行動【日高 敏隆】。…

※「ロイブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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