ロイヤルティ

百科事典マイペディア 「ロイヤルティ」の意味・わかりやすい解説

ロイヤルティ

他人工業所有権特許権実用新案権意匠権商標権)や著作権実施または使用する対価として支払われる実施料または使用料特許権の場合はノウ・ハウを含めた契約が多い。→ノウ・ハウ契約
→関連項目特許権特許法

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産学連携キーワード辞典 「ロイヤルティ」の解説

ロイヤルティ(ロイヤリティー)

「ロイヤルティ」とはライセンスによる特許の実施承諾に対して支払う対価、報酬。特許権料のこと。従来大学の研究者の研究成果は、研究者と密接な関係にある一部企業等に譲渡・特許取得され、研究者に還元される対価は謝礼金のみ等、特許の取り扱いが適正とは言いがたかった。現在TLOを経由して技術移転を行い、「ロイヤルティ」が研究者に還元され、新たな研究開発に結びつく、好循環が生まれる可能性がでてきた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロイヤルティ」の意味・わかりやすい解説

ロイヤルティ
royalty

特許権,実用新案権,商標権などの工業所有権の使用料のこと。著作権や鉱山鉱区の使用権などの使用料や印税,上演料,外国からの技術援助の対価などもロイヤルティと呼ぶ場合がある。いずれも権利所有者と契約してその権利を使用する対価として,使用者は権利所有者に対し売上げの一定割合をロイヤルティとして支払う。割合は特許権の場合1~7%程度,石油利権の場合 12~20%の例が多い。

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ブランド用語集 「ロイヤルティ」の解説

ロイヤルティ

ロイヤルティとは忠誠心、思い入れのことをいう。ブランド・ロイヤルティの項参照。

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世界大百科事典(旧版)内のロイヤルティの言及

【技術提携】より

…すなわち,技術の供与者が相手方のためにその実施権を設定することを約し,相手方がこれに対し対価の支払を約することを内容とする契約である。通常,一定の期間(おおむね5~15年)につき,決められた実施料(ロイヤルティroyalty)が支払われる。また技術提携が行われる場合には,同時に企業間に資本提携が行われるケースも多い。…

【ライセンス生産】より

…その際の契約をライセンス契約といい,ライセンスを受ける側をライセンシーlicenceeと呼ぶ。その契約の際にライセンス料licence feeや新技術の実施料,ブランドの使用料などとして一定のロイヤルティroyalityが所有者に支払われる。またその製品の製造工場の所在地域や製品の輸出地域についての指定などの条件がつくのが普通である。…

※「ロイヤルティ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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