ロメ(英語表記)Lomé

翻訳|Lome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トーゴ首都港湾都市。同国南西部,ギニア湾支湾のベナン湾に臨む。 1897年ドイツ領トーゴランドの首都となった。 1968年西ドイツの援助で東郊に深水港が完成。国内のカカオ,コーヒー,コプラ綿花,パーム油,パーム核などを輸出するほか,ガーナ,ブルキナファソの貿易の一部も扱う。後背地のバサール,クパリメ,沿岸のアネショにいたる3線の鉄道の起点西アフリカでは珍しく石灰資源に恵まれ,近接諸国と共同のセメント工場がある。政治,経済,文化の中心地で,ベナン大学,国際空港がある。人口 75万757(2010)。

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百科事典マイペディアの解説

トーゴの首都。ギニア湾に面する港湾都市で,空港もある。リン鉱石,綿花,カカオ,ヤシ油などを輸出する。大学(1965年創立)がある。アフリカ人の小さな集落だったが,1897年にドイツ領トーゴランドの主都とされた。第1次大戦後フランス領。83万7437人(2010)。
→関連項目トーゴ

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世界大百科事典 第2版の解説

西アフリカ,トーゴ共和国の首都。人口51万3000(1990)。国の南西端,ギニア湾に臨み,隣国ガーナとの国境に近い。東方のアネチョ,北西方のパリメ,北方のブリッタへの鉄道の起点で,国際空港もあり,この国の最も重要な港湾都市でもある。近郊に豊かなリン鉱石の産地があり,リン鉱石,ココア,ヤシ油,ヤシ核,綿花などが主要輸出品である。軽工業も発達し,国立大学,人文科学研究所などもある。1897年にドイツがその植民地トーゴラントの主都とするまでは,小さい村落にすぎなかった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

西アフリカ、トーゴの首都。同国南部、ギニア湾に臨む港湾都市である。人口79万(1999推計)。1897年、ドイツが内陸への鉄道敷設の基地として以来発展し、トーゴの政治、経済、文化、交通の中心地となっている。港からはカカオ、やし油、やし核、綿花、ラッカセイなどが輸出される。水深が浅いので、近年東方に大型船の着岸できる新港を建設した。市街は、西部がヨーロッパ人居住地および官庁街、中部は商業地、北部がアフリカ人居住地となっている。

[大林 稔]

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精選版 日本国語大辞典の解説

(Lomé) トーゴ共和国の首都。ギニア湾北岸に位置する港湾都市。ココア・ヤシ油・綿花などを輸出する。

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