コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ロンドー ロンドー rondeau

翻訳|rondeau

5件 の用語解説(ロンドーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロンドー
ロンドー
rondeau

フランスで起った詩型の一種。繰返しrefrainをもつ,2種類の脚韻の組合せから成る定型詩で,トリオレ,単純ロンドー,ロンデル,ロンドー・ルドゥブレなどの種類がある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ロンドー(〈フランス〉rondeau)

フランスの詩の形式の一。13世紀から15世紀に流行。循環句法。
フランスの歌曲の形式の一。中世からルネサンス時代に流行し、歌詞・メロディーに同一のものが規則的に繰り返されるもの。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ロンドー【rondeau[フランス]】

(1)バラードビルレーvirelaiと並んで中世フランスの詩と音楽における重要な形式。13~15世紀に発展したが,その前段階を指してロンデルスrondellus(ラテン語)ということもある。輪舞のことをロンドronde(フランス語)というように,もともと輪になって踊りながら歌われたものと考えられ,リフレイン(折返し句)の回帰を特徴とする。最初期の6行詩型では独唱者が歌い出す楽句に合唱部(リフレイン)が応答する形をとっていたが,13世紀末から14世紀にはリフレインで始まる8行詩が典型となる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ロンドー【rondeau】

フランスの定型詩の形式の一。循環句法。
中世フランスの歌曲の形式で、独唱と合唱によるリフレーンが交互に繰り返されるもの。しばしば踊りを伴った。輪舞曲。また、それに由来する器楽曲の形式。ロンド形式のもととなった。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロンドー
ろんどー
rondeau

元来輪になって踊った舞踏に添えて歌われたロンデ・ド・カロールrondet de caroleに発し、13~15世紀に流行し、19世紀まで続いた詩形式である。語源はrotundus(ラテン語)にさかのぼり、rond(丸い)>rondel>rondeauと変わった。ロンデ・ド・カロールの形式

(大文字は繰返句(ルフラン)、小文字は同一脚韻を示す)にさらに繰返句ABを詩の冒頭に置けばロンドーの古典的な形式トリオレtrioletが得られた。

歌唱ではa=独唱、A=合唱、ab=独唱、AB=合唱となっていた。最古の例は13世紀初頭のジャン・ルナールJean Renartの物語『ばら物語 別名ギヨーム・ド・ドル』Roman de la Rose ou Guillaume de Dole(1228?)に挿入された詩にみられる。その後、詩人、音楽家のマショーGuillaume de Machaut(1300ころ―77)、デシャンらによって完成され、ロンドー・ドゥーブレrondeau doubl、ロンドー・ルドゥーブレrondeau redoublなどの変種を生む。主題は初期の民謡風から宮廷風恋愛、宗教的主題に及び、狭い世界ながら機知とコケットリーを得意とした。楽曲のロンド形式とは無関係である。[神澤榮三]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のロンドーの言及

【中世音楽】より

… 14世紀には,フランスとイタリアを中心に,2~3声の世俗歌が数多く生み出された。フランスでは,トルベールによって確立されたバラード,ビルレー,ロンドーrondeauの,詩と音楽の形式が継承発展させられた。代表的な詩人兼作曲家としてマショーが挙げられる。…

※「ロンドー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ロンドーの関連キーワードコルレーニョどやどや雅びる壁の花のバラードシルバラードイバラードの旅コキヤビルショパン:バラード第1番 ト短調/piano soloビルレーバレルレース (barrel racing)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ロンドーの関連情報