精選版 日本国語大辞典 「輪舞」の意味・読み・例文・類語
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オーストリアの小説家・劇作家A・シュニッツラーの初期の代表作。10景からなる性愛をテーマにした会話劇。1900年発表。登場する男女の組合せが、景が進むごとに娼婦(しょうふ)と兵士、兵士と小間使、小間使と若様というように順次入れ替わり、最後に伯爵のパートナーとしてまた娼婦が出てきて、全登場人物が輪舞のようにつながるのでこの題名がある。
内容が愛欲場面の連続であるため、発表当時上演を禁止され、1921年にはベルリンで公演の是非をめぐる法廷論争まで引き起こした。しかし好色文学ではない。作品構成からも明らかなように、身分や男女の別なくすべて人には性欲があることを強調することによって、性をみようとしない当時の偽善的社会道徳を批判したのである。
[井上修一]
『『輪舞』(高橋健二訳・新潮文庫/中村政雄訳・岩波文庫)』
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