日本歴史地名大系 「七ヶ浜」の解説
七ヶ浜
しちがはま
明治九年(一八七六)の太政官布達により統合された
江戸時代は大部分が蔵入地であったが、耕土は狭く、やせ地が多かった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
明治九年(一八七六)の太政官布達により統合された
江戸時代は大部分が蔵入地であったが、耕土は狭く、やせ地が多かった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
宮城県中央部,宮城郡の町。人口2万0416(2010)。松島湾の南西に突き出た七ヶ浜半島を占める。中央部は丘陵となり,古くからの漁業集落が海岸沿いに分布する。ノリをはじめアワビ,ワカメの養殖が主産業で,漁業従事者の就業人口に占める割合が高い。また1931年より北洋漁業に出漁するなど遠洋漁業にも早くから進出している。59年には半島の突端,代ヶ崎浜に東北電力仙台火力発電所がつくられ,仙塩臨海工業地域の一翼を担う一方,仙台や塩釜への通勤者も多い。菖蒲田浜は県内一の海水浴場として知られ,高山には明治末期から外国人別荘地がつくられている。代ヶ崎の多聞山は松島四大観の一つに数えられる景勝地。
執筆者:千葉 立也
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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