最新 地学事典 「三笠石」の解説
みかさせき
三笠石
mikasaite
化学組成
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
mikasaite
化学組成
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
無水硫酸第二鉄の鉱物。1994年(平成6)三浦裕行(ひろゆき)(1950― )らによって報告された新鉱物。北海道三笠市幾峻別(いくしゅんべつ)炭坑において、石炭の自然燃焼に由来するとされる活動中の高温熱気孔周辺で、熱気(300℃以上)の通路となる割れ目の中に生成された。アルミニウム置換体のミロセビッチ石millosevichite(化学式Al2[SO4]3)とともに吸湿性が強く、通常の地表条件では含水相となる。ミロセビッチ石は1913年イタリアのリパリ諸島ブルカノ火山の昇華物として記載された種であるが、1976年ウクライナから石炭層に伴われた産出が報告され、この研究で結晶系が三方晶系と決定され、三笠石の研究の参考情報となった。自形はなく、へこんだ微細結晶の球状集合をなす。両者は連続固溶体を形成し、原記載の三笠石は3価の鉄(Fe3+)とアルミニウム(Al)が比率3.6:1程度で含まれる。命名は原産地による。
[加藤 昭 2018年10月19日]
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