三股(読み)サンマタ

デジタル大辞泉 「三股」の意味・読み・例文・類語

さん‐また【三股/三×叉】

先をY字形にした棒。物を高い所にかけるときなどに使う。みつまた

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精選版 日本国語大辞典 「三股」の意味・読み・例文・類語

さん‐また【三股・三叉】

  1. 〘 名詞 〙 先端がY字形の叉(また)になった棒。物を高所にかけるときなどに用いる。みつまた。またふり。さまた。
    1. [初出の実例]「はつ雪に下女はさんまた杖に突き」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一二(1762)礼四)

さ‐また【三股】

  1. 〘 名詞 〙さんまた(三股)和玉篇(15C後)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「三股」の意味・わかりやすい解説

三股(町)
みまた

宮崎県南西部、都城盆地(みやこのじょうぼんち)東部にある町。北諸県郡(きたもろかたぐん)に属する。1948年(昭和23)町制施行。古代駅家の水俣(みまた)駅の所在地とされ、荘園(しょうえん)は島津荘三俣院(しまづのしょうみまたのいん)があった。東部は日南(にちなん)山地山麓(さんろく)のシラス台地を経て西部は沖水(おきみず)川扇状地が広がる。JR日豊(にっぽう)本線、国道222号、269号が通る。近世大部分が島津領で、一部が都城島津領であった。農業が主体であったが、近年では都城市の近郊の町として発展しつつある。沖水川上流は長田峡(ながたきょう)である。面積110.02平方キロメートル、人口2万5591(2020)。

[横山淳一]

『『三股町史』(1961・三股町)』


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改訂新版 世界大百科事典 「三股」の意味・わかりやすい解説

三股[町] (みまた)

宮崎県南部,北諸県(きたもろかた)郡の町。人口2万4800(2010)。都城盆地東部に位置し,都城市,日南市に接する。東端鰐塚山(1119m)があり,ここから発する大淀川の支流沖水川が中央部を西流し,扇状地を形成している。中世には水俣(みまた)院と称し,島津荘のうちに含まれた。その後,一時伊東氏の支配下に置かれ,近世には薩摩藩領に属した。JR日豊本線,国道269号線が通じる。米作畜産を主体に農業が営まれ,茶やワサビ栽培も盛んである。近年,企業誘致により工場が進出して第2次・第3次産業が発達し,人口も増加している。わにつか県立自然公園に属する沖水川上流の長田峡,ツツジの名所で知られる椎八重公園,眼鏡橋のある矢ヶ淵公園などがある。
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百科事典マイペディア 「三股」の意味・わかりやすい解説

三股[町]【みまた】

宮崎県南部,北諸県(きたもろかた)郡の町。主集落は都城(みやこのじょう)盆地の東部にあり,日豊(にっぽう)本線が通じる。大部分は山林原野であるが,扇状地上では米作のほか,茶,タバコを栽培。ワサビ,スイカを特産。畜産もある。110.02km2。2万4800人(2010)。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「三股」の解説

三股 (ミツマタ)

学名:Edgeworthia papyrifera
植物。ジンチョウゲ科の落葉低木,園芸植物

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