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不正アクセス禁止法 ふせいあくせすきんしほう

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

不正アクセス禁止法

不正アクセス行為の禁止等に関する法律。1999年8月に国会で可決成立し、2000年2月に施行された。アクセス制御機能をもつ特定電子機器などに電気通信回線を通じて他人の識別符号(ID、パスワードなど)を入力して作動させ、制限されている特定利用をできる状態にする行為(不正アクセス行為)を禁止し、違反に対しては1年以上の懲役または50万円以下の罰金に処するもの。また、不正アクセスを助長する行為を禁止し、その違反に対しては30万円以下の罰則を設ける。検挙件数は毎年増加傾向にある。

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デジタル大辞泉の解説

ふせいアクセス‐きんしほう〔‐キンシハフ〕【不正アクセス禁止法】

《「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」の通称》インターネットなどにおいて、他人のIDやパスワードを無断で使用し、利用権限のないコンピューターを不正に利用したり、データプログラムを改竄(かいざん)するなどの不正アクセス行為を禁じる法律。平成12年(2000)2月施行。→ハッキングコンピューターセキュリティー

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百科事典マイペディアの解説

不正アクセス禁止法【ふせいアクセスきんしほう】

〈不正アクセス行為の禁止等に関する法律〉の略称。1999年成立,2000年2月施行。他人のIDやパスワードを使ってコンピューターを不正に使用する行為や,データやプログラムを改ざんする等の行為を禁じている。

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ナビゲート ビジネス基本用語集の解説

不正アクセス禁止法

不正アクセス行為の禁止等に関する法律の略称。不正なアクセスを禁じ、ネットワークを介した犯罪の防止と情報社会の健全な発展を目的として、2000年2月に施行された。 不正アクセス行為に対しては1年以下の懲役または50万円以下の罰金が、助長行為に対しては30万円以下の罰金が課せられる。

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情報セキュリティ用語辞典の解説

不正アクセス禁止法

「ID・パスワードの不正な使用」や「その他の攻撃手法」によってアクセス権限のないコンピュータへのアクセスを行うことを犯罪として定義する法律。ハッキングやアクセス制御を有する端末に関しての認証情報を関係者以外に流布することなども禁止されている。

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IT用語がわかる辞典の解説

ふせいアクセスきんしほう【不正アクセス禁止法】

不正アクセスを禁止する法律。平成11年(1999)公布、翌12年(2000)施行。◇正式名称は「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」。

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知恵蔵miniの解説

不正アクセス禁止法

2000年に施行されたコンピューターの不正利用を禁止する法律。正式名称は「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」。利用する権限を持っていないコンピューターに侵入して不正に使用したり、コンピューターを利用不能な状態に追い込んだりする行為を禁止している。不正アクセスの準備行為である他人のIDやパスワードを不正に取得する「フィッシング」などの増加を受け、2012年5月、これまで規制の対象となっていなかったIDやパスワードの不正取得禁止を盛り込んだ改正法が施行された。同年10月、会員制の交流サイトに見せかけたウェブサイトをインターネット上に開設したとして、熊本、千葉両県警が不正アクセス禁止法違反容疑で大阪府豊中市の中学3年の男子生徒を摘発したと発表。フィッシング行為が処罰対象となって初の摘発となった。

(2012-10-31)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

不正アクセス禁止法
ふせいアクセスきんしほう

不正アクセス行為の禁止等に関する法律」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

不正アクセス禁止法
ふせいあくせすきんしほう

インターネットを使ったハイテク犯罪、コンピュータ犯罪、たとえば他のコンピュータに侵入してデータを改竄(かいざん)したり、盗み出したり、おもしろ半分に他社のコンピュータをダウンさせたりすることなど、ネットワークをめぐる犯罪を禁止する法律。正称は「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」(平成11年法律128号)で、1999年(平成11)8月公布、2000年2月施行。対象となるのは、ネットワークにつながり、識別符号(ID、パスワード)で作動するコンピュータで、これらに不正にアクセスすると処罰の対象になる。違反した場合は1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。最終的には削除されたが、法案の段階では、捜査のためにインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)に通信記録(ログファイル)の一定期間の保管を義務づける項目が含まれていたため、郵政省(現総務省)やプロバイダー各社は「ログファイルは通信の秘密に属する」と反論し議論がおきた。[中島由弘]

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