不買運動(読み)ふばいうんどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

不買運動
ふばいうんどう

消費者運動の一形態。企業側の独占,寡占,価格協定,買占め,売り惜しみなどにより消費者が不当な高値を強いられたときに消費者が結束して行う運動である。日本でこれまでに成功した例として,カラーテレビの二重価格 (輸出用価格は低く,そのつけが国内消費者用の価格に上乗せされたこと) に対し,消費者の不買により,企業側が価格の是正を行なったことは有名である。消費者の長期間の結束がないと成功は困難である。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふばいうんどう【不買運動】

特定の商品ないし業者を対象として不買を呼びかける運動。ボイコットともいう。この運動は近代労働運動の一戦術として古い歴史をもつが,しかしそのようなものとしてはさほど重要な役割を果たしたとはいえない。それは特定の産業や業者とかかわりをもつ労働者と,それらからの商品購入者とは,特殊な例外を除いてまったく範囲を異にするからである。しかし消費者運動の発展過程で不買運動はしばしば用いられる戦術となり,注目すべき成果をおさめた例も少なくない。

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大辞林 第三版の解説

ふばいうんどう【不買運動】

抗議のために、特定の商品を買わないようにする運動。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ふばい‐うんどう【不買運動】

〘名〙 抗議の意を表わす手段として、ある商品、ある企業の製品などを買わないよう、消費者が組織的に働きかける運動。〔商業経済辞典(1938)〕
※白く塗りたる墓(1970)〈高橋和巳〉三「向うは不買運動までやった」

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