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中城城跡  ナカグスクジョウアト

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デジタル大辞泉の解説

なかぐすくじょう‐あと〔なかぐすくジヤウ‐〕【中城城跡 】

沖縄県中頭郡中城村と北中城村の村境にある城跡。15世紀中ごろ、中世沖縄の有力按司(あじ)護佐丸(ごさまる)によって増築・築城されたものといわれる。沖縄戦の戦禍を逃れ、城郭のほとんどが原形をとどめている。昭和47年(1972)国指定史跡。平成12年(2000)「琉球王国グスク及び関連遺産群」の一つとして世界遺産文化遺産)に登録された。→琉球

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百科事典マイペディアの解説

中城城跡【なかぐすくじょうあと】

沖縄県中城村北部,北中城村との境付近にある石垣囲いの施設〈グスク〉のうちの一つ。標高167mの高台に6つの郭から構成された城跡は,史跡指定面積だけでも約11万m2という広さで,県内有数の規模を誇る。
→関連項目沖縄[県]

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国指定史跡ガイドの解説

なかぐすくじょうあと【中城城跡】


沖縄県中頭(なかがみ)郡北中城村大城、中城村泊にあるグスク(城)跡。沖縄本島の東海岸中部、中城湾に沿った標高167mの丘陵上に位置し、東北から南西にほぼ一直線に連なる6つの郭(くるわ)からなる。南は断崖、北は傾斜地になっており、自然の地形を巧みに利用した美しい曲線の城壁に囲まれ、一の郭と二の郭は布積み、三の郭と北の郭は相方(あいかた)積み(亀甲乱れ積み)と呼ばれる手法で築かれており、その築城技術は高く評価されている。一の郭の南には南の郭、西には西の郭があり、それぞれの郭は石の階段と門で通じ、城内には首里城を望む遥拝所や雨ごいのための御嶽(うたき)もあった。南西に向いた正門は両側から石垣がせりだすように造られ、最も広い一の郭には正殿があった。大井戸のある北の郭は切り石を使ったアーチ式の裏門をもち、兵馬の訓練をしたといわれる西の郭は長さが120mに及ぶ。第2次大戦の戦禍をまぬがれ、県内に残るグスクのなかで、もっとも原型をとどめているとみられている。14世紀後半、先中城按司(さちなかぐすくあじ)が数世代にわたって主要部分を築いたのが創始とされ、1440年に座喜味(ざきみ)城から移ってきた尚巴志(しょうはし)の功臣、護佐丸(ごさまる)盛春によって、三の郭、北の郭が増築されて、現在の形になったと考えられている。1458年、護佐丸は王府軍としてやってきた勝連(かつれん)城の按司だった阿麻和利(あまわり)の策略で自害し、その後は王の直轄として中城王子の居城となり、1609年(慶長14)の薩摩藩の侵攻を迎えることとなる。1972年(昭和47)に国の史跡に指定され、2000年(平成12)、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された。周辺は中城公園として整備が進められている。那覇バスターミナルから東陽バス「中城小学校」下車、徒歩約30分。

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