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中戸川吉二 なかとがわ きちじ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

中戸川吉二 なかとがわ-きちじ

1896-1942 大正-昭和時代前期の小説家。
明治29年5月20日生まれ。里見弴(さとみ-とん)に師事する。大正7年第5次「新思潮」同人となる。私小説的作風で知られた。12年雑誌「随筆」を創刊。昭和17年11月19日死去。47歳。北海道出身。明大中退。作品に「反射する心」「イボタの虫」など。
【格言など】自分の性格にある,不愉快なものから卒業して了(しま)いたい気持(創作の動機)

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中戸川吉二
なかとがわきちじ
(1896―1942)

小説家。北海道生まれ。神経衰弱のため明治大学を中退。里見(とん)に師事し、短編集『イボタの虫』(1919)や長編『反射する心』(1918~20)などにより、新進作家として嘱望される。微妙な心理描写に優れた私小説的作風をもち、『縁なき衆生』(1920)、『友情』『青春』(ともに1921)、『北村十吉』(1922)を矢つぎばやに刊行し、また、雑誌『随筆』を創刊(1923)するが、大正末から文壇を遠ざかり、昭和期に若干の文芸批評などを残した。[柳沢孝子]
『『日本現代文学全集105 現代名作選 一』(1969・講談社)』

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