精選版 日本国語大辞典 「主恩」の意味・読み・例文・類語 しゅ‐おん【主恩】 〘 名詞 〙 主君や主人から受ける恩恵。しゅうおん。[初出の実例]「墻東避レ世雖レ同レ地、不レ似三王郎遁二主恩一」(出典:田氏家集(892頃)中・題東郭居)[その他の文献]〔説苑‐君道〕 しゅう‐おん【主恩】 〘 名詞 〙 =しゅおん(主恩)〔日葡辞書(1603‐04)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「主恩」の解説 主恩 しゅおん 933-989 平安時代中期の僧。承平(じょうへい)3年生まれ。法相(ほっそう)宗。興福寺の真喜に法相,唯識をまなび,維摩会(ゆいまえ)の講師(こうじ)となる。朝廷の意向にそむいたため筑前(ちくぜん)(福岡県)博多に流されたが,まもなくゆるされて興福寺にかえり,法相宗をひろめた。永延3年6月11日死去。57歳。大和(奈良県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例