井上 長三郎(読み)イノウエ チョウザブロウ

20世紀日本人名事典 「井上 長三郎」の解説

井上 長三郎
イノウエ チョウザブロウ

昭和・平成期の洋画家



生年
明治39(1906)年11月3日

没年
平成7(1995)年11月17日

出生地
兵庫県神戸市

学歴〔年〕
太平洋美術学校卒,パリ・アカデミー・グランショミエール

経歴
大正12年上京、太平洋画会研究所に入り、中村不折、鶴田吾郎らに師事。14年から二科展、昭和5年協会展、独立美術協会展などに出品。13〜15年、フランス滞在、アカデミー・コラロッシュなどで学び、その間結成された美術文化協会に参加。戦時中の17年「埋葬」、18年の「漂流」が撤去、撤回命令に遭う。18年、靉光、松本俊介らと新人画会を結成。戦後の21年、新人画会同人と自由美術協会再建に参加。アンデパンダン展や平和展などにも出品、「壺」連作の労働者群像など社会批判的作品に移行した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「井上 長三郎」の解説

井上 長三郎 (いのうえ ちょうざぶろう)

生年月日:1906年11月3日
昭和時代;平成時代の洋画家
1995年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android