人新世(読み)ジンシンセイ

デジタル大辞泉 「人新世」の意味・読み・例文・類語

じんしん‐せい【人新世】

2000年にドイツの大気化学者P=クルッツェン地質時代区分の一として提唱した時代完新世後の人類の大発展に伴い、人類が農業産業革命を通じて地球規模の環境変化をもたらした時代と定義される。ひとしんせい。アントロポセン

ひと‐しんせい【人新世】

じんしんせい(人新世)

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関連語 第四紀

共同通信ニュース用語解説 「人新世」の解説

人新世(じんしんせい)

人間の活動が地球の環境に大きな影響を与えるようになったので、生物や環境の変化に基づいて地球史を区分する地質年代を再考し、現代まで1万年余り続く完新世の最後を切り分けて「人新世」とすべきだと提唱されている。国際地質科学連合は、完新世から人新世に移り変わる時期を示す基準地層をどこにするかを絞り込む一方で、人新世を採用すべきかも審議する。いくつかの作業部会や委員会などで検討を重ね、最終的には理事会が決定する。

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最新 地学事典 「人新世」の解説

じんしんせい
人新世

Anthropocene

2000年代初頭にP.J.CrutzenとE.F.Stoermerが提唱した地球史の最新の時代を表す非公式の造語で,人間活動による地球環境改変によって完新世が終焉を迎えたという概念をもつ。後に地質学的記録媒体にみられる物理・化学・生物学的シグナルを根本的に変化させた1950年代からの産業化とグローバル化の「大加速」の時代と関連付けられた。国際地質科学連合の人新世作業部会により年代層序単位としての人新世の提案書が,上部委員会に提出されたが否決されたため,2024年現在において非公式な地質時代となっている。

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参照項目:完新世
参照項目:第四紀


ひとしんせい
人新世

人新世じんしんせい

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