デジタル大辞泉 「仰せ付ける」の意味・読み・例文・類語 おおせ‐つ・ける〔おほせ‐〕【仰せ付ける】 [動カ下一][文]おほせつ・く[カ下二]「言いつける」の尊敬語。お命じになる。「何事なりと―・けください」[類語]命令・申し付ける・申し渡す・申し聞かせる・言い付ける・言い渡す・言い付け・命めい・令れい・指令・下命・指示・指図さしず・号令・発令・沙汰さた・主命・君命・上意・達し・威令・厳令・厳命・仰せ・尊命・懇命・命ずる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「仰せ付ける」の意味・読み・例文・類語 おおせ‐つ・けるおほせ‥【仰付】 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]おほせつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 「言い付ける」の尊敬語。お言い付けになる。また、上位者が下位者に対し、命ずる、言い付ける動作をもいう。おせつく。[初出の実例]「六条判官、并(ならび)に子供尋ねまゐらすべきよし、幡磨守に仰せ付けらる」(出典:保元物語(1220頃か)中)「県庁からお宿を仰付(オホセツ)けられましたのは、此上もない名誉な事でございます」(出典:蛇(1911)〈森鴎外〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例