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企業診断 きぎょうしんだんbusiness management consulting

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

企業診断
きぎょうしんだん
business management consulting

経営技術の専門家が企業の組織形態,経営内容,経理状況,労務管理,技術などについて調査検討し,改善,合理化の勧告や指導をすること。特に日本では中小企業について中小企業診断制度がある。企業診断は 20世紀初頭アメリカで始められたが,日本では 1920年頃から萌芽的なものがみられ,第2次世界大戦後一般化し,多くの都道府県に公共診断指導機関が設けられた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

きぎょうしんだん【企業診断】

企業または企業の集団がもつ経営上の問題点を,経営に関する学識と経験の深い外部の専門家(経営コンサルタント)が,企業等の要請に応じて実証的に調査分析し,企業もしくは企業の集団の堅実な発展を促進するために必要な勧告をし,さらに勧告を実践するうえでの諸問題を指導助言する経営改善の技法。現在,診断の種類には,工場,商店等の個別企業の事業経営を診断する〈個別診断〉と,商店街,産地など一定の地域で事業を営む者の集団に対して行う〈集団診断〉の二つがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

企業診断
きぎょうしんだん

経営や技術の専門家が企業の実態について調査、検討し、経営改善のために必要な事項を勧告すること。すべての企業について企業診断がありうるが、実際には、問題が多いわりに専門家の少ない中小企業を対象にするものをさすことが多い。
 日本では、企業診断が本格的に普及したのは、第二次世界大戦後のことである。1948年(昭和23)に中小企業庁が設置され、中小企業を対象に、工場診断、商店診断、商店街診断、産地診断、系列診断などが逐次実施されるようになった。これらの診断は、中小企業の申し出により、県、市などの商工指導所などに所属する専門の中小企業診断員が、経営管理、技術、労務、事務などについて診断し、改善点を勧告する。このような公共的企業診断では、診断費用は無料である。公共的融資のなかには、企業診断を義務づけているものもある。これ以外に、私的な団体または個人による企業診断も盛んである。
 企業診断にあたる専門家を、経営士、マネジメント・コンサルタント、経営コンサルタント、または単にコンサルタントなどという。公的資格として中小企業診断士があるが、これ以外に日本経営士会、日本経営管理士会などの同業団体による認定資格もある。中小企業診断士は、所定の登録を行い、2年ごとに認定を受けなければならない。近年、専門化が進み、人事労務、販売、事務、生産、技術、情報処理、組織、財務、会計、最高経営などに細分化する傾向が強まっている。[森本三男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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