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低体温症 ていたいおんしょうhypothermia

翻訳|hypothermia

5件 の用語解説(低体温症の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

低体温症
ていたいおんしょう
hypothermia

体温異常降下,低温症ともいう。体温が正常の範囲 (35℃) 以下になった状態をいう。体温調節に関係する諸器官は正常であるが,外的条件が極度に変化して体温調節の限界をこえた場合と,調節中枢には異常はないが末梢器官の異常による場合,あるいは中枢の異常による場合などがある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ていたいおん‐しょう〔テイタイヲンシヤウ〕【低体温症】

寒冷な環境の中で中心体温(直腸温度)がセ氏35度以下に下がると起こる症状。初期は寒さの訴えとふるえが起こるが意識は正常。極端に下がると、昏睡状態となり脈拍・呼吸数が低下し、死亡(凍死)する。→疲労凍死

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

低体温症【ていたいおんしょう】

身体から失われる熱量が身体で生成される熱量及び外部からの熱の総計を上回り,中心体温(直腸温度)が35度以下になる症状。死亡率が高く危険な症状で山岳や海洋での遭難時に多い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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ダイビング用語集の解説

低体温症

(=ハイポサーミア)身体の体温が周りの水温よりも高い所でダイビングすると、体温は水によって急速に奪われ る。このとき身体は体温を一定に保とうとしてどんどん熱を放出する。このように熱を放出することにより、体温が低下しコントロールを失った状態を低体温症 という。症状としては震えや筋力の低下、痛みなど。さらに正常な思考力の喪失、恐怖感からパニックに陥ったり、溺れたりすることもある。水中で熱を損失する速度はスーツの種類や体型などによるが、予防としてはじゅうぶんな保温効果のあるダイビングスーツを選ぶこと、体温を保つのに必要なだけの栄養分を摂取 しておくこと、など。

出典|ダイビング情報ポータルサイト『ダイブネット』
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

低体温症
ていたいおんしょう

正常より体温が低下することによって全身的に引き起こされる症状。体温は測定部位によって大きく異なり個人差もあるが、一般に直腸で測定した中心体温が35℃以下になると、低体温症の症状が現れるとされる。原因としては、登山中の遭難や海難事故などにより、長い間低温環境にさらされて極度の体熱放散をきたした場合や、代謝機構に異常をきたし体熱産生が著しく低下した場合などがある。病的なものでは視床下部にある体温調節中枢が障害された場合や、甲状腺機能低下症に伴う粘液水腫、あるいは脳卒中後遺症などで体温調節に異常をきたした場合などがある。また、病気による衰弱、栄養状態の低下、さらに加齢や老衰なども原因となる。
 症状は寒気や震えに始まり、初期には自律神経が働いて意識も保たれるが、中心体温が33℃以下になると、震えなどの耐寒反応がなくなるとともに意識障害や血圧および脈拍の低下をきたし、同時に筋硬直、呼吸数の低下、徐脈や不整脈などを伴うようになる。さらに中心体温が30℃以下と極端に下がり低体温状態が持続すると、心室細動をきたしたり、昏睡(こんすい)状態に陥ったりして致死的低体温症を生じ、ついには凍死に至る。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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