余市[町](読み)よいち

百科事典マイペディアの解説

余市[町]【よいち】

北海道余市郡の町。小樽市の西隣,函館本線が通じる。大正年間までニシン漁で栄え,現在は浅海増殖事業を推進している。古くから余市リンゴの栽培で知られ,ブドウナシ野菜類も産し,ウィスキーやワインの工場もある。市街地は駅付近と漁港双子町をなす。140.59km2。2万1258人(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

よいち【余市[町]】

北海道南西部,日本海に面する後志(しりべし)支庁余市郡の町。人口2万4485(1995)。東は小樽市に接する。市街地は余市川河口にあり,函館本線,国道5号線が通り,229号線を分岐する。北後志地方の中心地で,積丹(しやこたん)半島の玄関口でもある。天明年間(1781‐89)ころより和人が出入りし,松前藩の魚取引場が置かれ,千石場所と呼ばれるニシンの好漁場として発展した。内陸部は1871年(明治4)ころ余市川の下流に会津などから旧藩士の団体が入植し,水田が開かれ,また開拓使より苗木が交付されてリンゴの栽培が始まり,明治期の中ごろにはロシア領へ輸出された。

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