使える(読み)ツカエル

デジタル大辞泉 「使える」の意味・読み・例文・類語

つか・える〔つかへる〕【使える】

[動ア下一]《「使う」の可能動詞から》
有能で役に立つ。「補佐役として―・える人物
剣術などに秀でている。「―・える相手
[類語]役立つ有用有益有効有利実用ユーティリティー便利重宝ちょうほう簡便軽便好都合至便便益役に立つ役立てる資する捨てたものではない

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精選版 日本国語大辞典 「使える」の意味・読み・例文・類語

つか・えるつかへる【使】

  1. 〘 ア下一(ハ下一) 〙 ( 「使う」の可能動詞 )
  2. 使うことができる。
    1. [初出の実例]「極印ゆゑに使(ツカ)へぬ金」(出典歌舞伎小春穏沖津白浪小狐礼三)(1864)三幕)
    2. 「鋤鍬は使へず」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)
  3. 役に立つ。使う価値がある。
    1. [初出の実例]「掘子ってえな、一人前の坑夫に使(ツカ)へねえ奴がなるんで」(出典:坑夫(1908)〈夏目漱石〉)

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