コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

使

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

使

仏教用語。煩悩同義語。煩悩は人を駆使して迷妄を起さしめるので使と称される。使に 10種あって十使といわれる。それらは (1) 貪欲,(2) 瞋恚,(3) 愚痴,(4) 慢,(5) 疑,(6) 身見,(7) 辺見,(8) 邪見,(9) 見取見,(10) 戒禁取見の 10種である。前5種をその性質が遅鈍で制伏しがたいから「五鈍使」といい,あとの5種をその性質が猛利であるから「五利使」という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

し【使】

検非違使(けびいし)」の略。
仏語。煩悩異称

し【使】[漢字項目]

[音](呉)(漢) [訓]つかう しむ せしむ
学習漢字]3年
つかう。用いる。「使役(しえき)使途使用駆使行使酷使
さしむけて用をさせる。用をする人。つかい。「使者使節使命急使公使大使勅使天使特使密使遣唐使
「使用者」の略。「労使

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

し【使】

つかい。使者。
「検非違使けびいし」の略。
〘仏〙 煩悩ぼんのうの異名。煩悩が人間を迷いの世界に流転させることからいう。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の使の言及

【検非違使】より

…京都の警察・裁判を管掌した令外官(りようげのかん)。略して使とも。弘仁年間(810‐824)の中ごろ創置されたと推測されており,その初見は816年(弘仁7)に左衛門大尉となり検非違使の事を兼行したとみえる興世書主である。…

※「使」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

使の関連キーワード長崎県壱岐市石田町池田東触問民苦使(もんみんくし)問民苦使(もみくし)北海道開拓使ポットライフ幣帛供進使例幣使街道樺太開拓使日光例幣使外交伝書使都評議使司検非違使和気彜範大計帳使小野妹子都指揮使伊勢の使総追捕使江戸上り都兵馬使

今日のキーワード

あおり運転

危険運転の一種で、前方を走行する車両に対する嫌がらせ行為。車間距離を極端に詰めて道を譲るように強要する、猛スピードで追い回す、ハイビームやパッシング、並走しての幅寄せなどで威嚇する、といった行為が該当...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

使の関連情報