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信時潔 のぶとき きよし

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美術人名辞典の解説

信時潔

作曲家。大阪生。ドイツに留学、指揮と作曲・チェロを学ぶ。帰国後母校東京音楽学校教授となる。作品の多くはドイツ古典派の伝統的作風の声楽曲で、代表作に「沙羅」「海行かば」「海道東征」等がある。昭和40年(1965)歿、77才。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

信時潔

1887年、大阪・中之島にある大阪北教会の牧師の三男として生まれた。オルガンや賛美歌に親しみながら育ち、東京音楽学校(現在の東京芸術大音楽学部)に進学。ドイツ留学で作曲法などを学び、1923年に同校の教授に就いた。教科書の編集にも関わり、「電車ごっこ」や「一番星みつけた」などを作った。東京・開成高校や神戸・灘高校など900曲近い校歌も残している。

(2015-12-24 朝日新聞 夕刊 1社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

のぶとき‐きよし【信時潔】

[1887~1965]作曲家。大阪の生まれ。ドイツに留学し、ゲオルクシューマンに師事。作品に「海行かば」など。

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百科事典マイペディアの解説

信時潔【のぶとききよし】

作曲家。京都に生まれ大阪で育つ。東京音楽学校卒。1920年から2年間ドイツに留学。帰国後は母校の作曲科教授として音楽教育に貢献。作品は堅実な手法の歌曲が多く,合唱曲《海行かば》が有名。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

信時潔 のぶとき-きよし

1887-1965 大正-昭和時代の作曲家。
明治20年12月29日生まれ。東京音楽学校(現東京芸大)卒業後ドイツに留学し,ゲオルク=シューマンに師事。大正12年母校の教授となる。昭和17年芸術院会員。38年文化功労者。昭和40年8月1日死去。77歳。大阪出身。作品に「海道東征」「海行かば」「沙羅(さら)」など。

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世界大百科事典 第2版の解説

のぶとききよし【信時潔】

1887‐1965(明治20‐昭和40)
作曲家。京都に生まれ大阪で育つ。東京音楽学校でチェロと作曲を学ぶ。1920年から約2年間,文部省派遣留学生としてベルリンに滞在。バッハベートーベンからレーガー,R.シュトラウススクリャービン,シェーンベルクまで実に豊富な作品に触れ,多数の楽譜や音楽書を東京に持ち帰った。信時の蔵書(とくにシェーンベルク関係文献)が日本における20世紀音楽の受容に果たした役割は大きい。帰国後,1923年から母校の教授として門下生の育成に努めた。

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大辞林 第三版の解説

のぶとききよし【信時潔】

1887~1965) 作曲家。大阪生まれ。東京芸大教授。ドイツ古典派の手法を用い歌曲・器楽曲などの端正・清澄な作品を残す。カンタータ「海道東征」、歌曲「海行かば」など。

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

信時潔
のぶとききよし

[生]1887.12.29. 大阪
[没]1965.8.1. 東京
作曲家。 1910年東京音楽学校卒業。 20年ドイツに留学し,G.シューマンに師事。 23~32年東京音楽学校教授。ドイツ風の古典的和声に忠実で堅実な作風で,第2次世界大戦中は作品『海ゆかば』が非常に広く歌われた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

信時潔
のぶとききよし
(1887―1965)

作曲家。大阪生まれ。東京音楽学校でチェロと作曲を学び、1910年(明治43)卒業後さらに研究科を修了して、20年(大正9)ドイツに留学、作曲をゲオルク・シューマンに師事。帰国後母校の教授を務めた。42年(昭和17)芸術院会員、63年(昭和38)文化功労者。作風はドイツの古典的手法による堅実で荘重なもので、『木の葉集』(1934)などのピアノ曲、『沙羅(さら)』(1935)、『やまとには』(1939)などの歌曲や合唱曲が多い。紀元2600年記念祭で初演された交声曲『海道東征』(1940)は、日本人の手になる本格的なカンタータとしてしばしば演奏され、また大伴家持(おおとものやかもち)の歌詞による合唱曲『海ゆかば』(1937)は第二次世界大戦中によく歌われた。[船山 隆]

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