デジタル大辞泉 「倅」の意味・読み・例文・類語 せがれ【×倅/×悴】 1 自分の息子をへりくだっていう語。「―をよろしく願います」2 他人の息子をくだけていう語。また、子供や若輩の者をさしていう語。「高校生の―がいるそうだ」3 陰茎の俗称。[補説]1・2は、古くは女子にも用いた。[類語]息子・子息・ジュニア・こせがれ・子供・子こ・子女しじょ・児女・子弟・愛児・息男そくなん・息女・娘・子種・子宝・二世・お子さま・令息・令嬢・お坊っちゃん・お嬢さん・お嬢さま 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「倅」の読み・字形・画数・意味 倅10画 [字音] サイ・ソツ[字訓] そえ・せがれ[説文解字] [字形] 形声声符は卒(そつ)。卒に碎(砕)(さい)の声がある。〔説文新附〕八上に「副なり」とあり、副弐として備えるもの。副車を倅車といい、王子たちを倅という。[訓義]1. そえ、そえる、副として備える。2. みちる、もっぱら。3. 卒百人を倅という。4. わが国では、せがれ、小せがれの意に用いる。[古辞書の訓]〔字鏡集〕倅 ミツ[熟語]倅介▶・倅倅▶・倅弐▶・倅車▶・倅卒▶・倅長▶・倅馬▶・倅毛▶・倅然▶[下接語]小倅・倉倅・貧倅・賓倅・副倅・遊倅 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報