子種(読み)コダネ

デジタル大辞泉 「子種」の意味・読み・例文・類語

こ‐だね【子種/子×胤】

子となるもと。また、精子のこと。「―を宿す」「―がない」
家系血統を継ぐものとしての子。「―を授かる」
[類語]子供子女しじょ児女子弟愛児子息息男そくなん息女息子むすこせがれ子宝二世お子さま令息令嬢お坊っちゃんお嬢さんお嬢さま

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精選版 日本国語大辞典 「子種」の意味・読み・例文・類語

こ‐だね【子種・子胤】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 家系、血統を継ぐべき者としての子ども。子、孫と次々に生まれて血統を継ぐもの。子孫
    1. [初出の実例]「子だねのはらの中にできたを、女はをぼゆるげなぞ」(出典:玉塵抄(1563)二一)
  3. 子となるべきもと。精子。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「身にやどりし子種をゆ水とながし捨る共」(出典:浄瑠璃・日本振袖始(1718)三)

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デジタル大辞泉プラス 「子種」の解説

子種

有賀喜代子の中編小説、また同作を表題作とする作品集。作品は、1958年、第1回女流新人賞を受賞し、雑誌婦人公論」に掲載。同年刊行の作品集は、ほかに「血」を収録

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