息女(読み)ソクジョ

デジタル大辞泉 「息女」の意味・読み・例文・類語

そく‐じょ〔‐ヂヨ〕【息女】

娘。特に、身分ある人の娘。また、他人の娘を敬っていう語。
[類語]お嬢様令嬢箱入り娘いとはん子供子女しじょ児女子弟愛児子息息男そくなん息子むすこせがれ子種子宝二世お子さま令息お坊っちゃんお嬢さん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「息女」の意味・読み・例文・類語

そく‐じょ‥ヂョ【息女】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「息」は生むの意 ) むすめ。特に、身分ある人のむすめにいう。また、人のむすめを敬っていう語。そくにょ。
    1. [初出の実例]「臣有息女、願納後庭」(出典懐風藻(751)大友皇子伝)
    2. 「御息女(ソクジョ)の女御御孫の春宮も、軈(やが)て隠れさせ給ひぬ」(出典:太平記(14C後)一二)
    3. [その他の文献]〔史記‐高祖本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「息女」の読み・字形・画数・意味

【息女】そくじよ(ぢよ)

自分の娘。〔史記、高祖紀〕呂曰く、臣少(わか)くして好みて人を相(さう)し、人を相すること多し。季の相に如(し)くは無し。願はくは季、自愛せよ。臣に息女り。願はくは季の箕帚(きさう)の妾(妻)と爲さんと。

字通「息」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android