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傾ける カタムケル

デジタル大辞泉の解説

かた‐む・ける【傾ける】

[動カ下一][文]かたむ・く[カ下二]《「かたぶける」の音変化。「片向ける」の意》
物を斜めにする。傾くようにする。かしげる。「首を―・ける」「傘を―・ける」
《杯を斜めにして中の物を飲むところから》酒を飲む。「大杯を―・ける」
存在を危うくさせる。衰えさせる。滅ぼす。「道楽から身代を―・ける」「国を―・ける」
力や注意などをいちずにその方へ向ける。心をある物事に集中させる。「耳を―・ける」「愛情を―・ける」「蘊蓄(うんちく)を―・ける」
非難する。けなす。
「縦(たと)へ卿相(げいしゃう)の位に昇るといふとも誰か―・け申すべき」〈保元・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かたぶける【傾ける】

( 動下一 ) [文] カ下二 かたぶ・く
〔「かたむける」の古い言い方〕
かたむける」に同じ。 「謹んで耳を-・けてゐたが/坑夫 漱石

かたむける【傾ける】

( 動下一 ) [文] カ下二 かたむ・く
〔「かたぶける」の転。「片向ける」の意〕
斜めにする。かたむくようにする。 「盆を-・ける」 「首を-・ける」
考えや心をある方面に向ける。他のことは考えずに、ひたすら心をその事に向けて行う。心を注ぐ。 「精魂を-・ける」 「愛情を-・ける」 「耳を-・ける」
衰えさせる。滅ぼす。 「国を-・ける」 「身代を-・ける」
〔「杯を傾ける」の意から〕 酒の類を飲む。 「一献-・ける」
非難する。けなす。 「たとへ卿相の位に昇るといふとも、誰か-・け申すべき/保元
[慣用] 蘊蓄うんちくを- ・ 産を-

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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