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光スペクトル ひかりスペクトル

世界大百科事典 第2版の解説

ひかりスペクトル【光スペクトル】

光を分光器によって分解したとき,波長または振動数の関数として与えられた光の強度分布をいう。単にスペクトルspectrumと呼ぶことが多い。ニュートンが,プリズムを通した太陽光が赤,だいだい,黄,緑,あい,紫の色光に分解されるのを観測し,これをスペクトルと名付けたのが最初である。このように元来は可視域の光に対して用いられた語であるが,現在では電波,赤外線,紫外線,γ線など電磁波の全領域に拡張されて用いられており,さらに電磁波に限らず,ある特定の量を分析して順序だてて配列したものをスペクトルと呼んでいる(スペクトル)。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の光スペクトルの言及

【スペクトル】より

…単にスペクトルといった場合,光を分光器などで分解したときの各波長成分の強さの分布,すなわち光スペクトルをいうのがふつうである。本来発光体の波長特性(周波数特性)を表す用語であったが,いまでは発光にかぎらず物質が電磁波と相互作用をした結果現れるさまざまな応答に対して一般的に用いられる。…

※「光スペクトル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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