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円卓物語 エンタクモノガタリ

デジタル大辞泉の解説

えんたくものがたり〔ヱンタクものがたり〕【円卓物語】

平等と友情を期して円卓を囲んだ、アーサー王と配下の騎士たちの、冒険と恋の物語。ケルト民族の伝説であったが、12世紀以降ヨーロッパ各地に広まり、各種の騎士道物語の素材となった。→円卓の騎士

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世界大百科事典 第2版の解説

えんたくものがたり【円卓物語 Romans de la Table ronde[フランス]】

12世紀から15世紀にかけてヨーロッパ各地に伝播した騎士物語群。作中で活躍する騎士たちの盟主アーサー王(6世紀ころのブリトン族の伝説的首長)の宮廷では,席次を廃するため円形の卓子が用いられたことからこの呼称が由来している。起源はおそらくイングランドあるいはウェールズに伝わるケルト説話であるが,物語としての成立が確認されるのは12世紀のフランスにおいてであり,ワースの《ブリュ物語》(1155)などをおそらく母体として,クレティアン・ド・トロアの《イバンまたは獅子の騎士》《ランスロまたは荷車の騎士》などの長編によって確立された。

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大辞林 第三版の解説

えんたくものがたり【円卓物語】

アーサー王と円卓の騎士をめぐる物語群の総称。 → アーサー王伝説

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