出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
新潟県の中央を貫流する信濃川(しなのがわ)の一支流。源を新潟・福島県境の守門岳(すもんだけ)付近に発し、栃尾盆地(とちおぼんち)の西谷、東谷、塩谷(しおたに)の3支流をあわせて、東山丘陵を横断し、中越平野の低湿地帯を蛇行して新信濃川の下流で本流に合流する。延長52.2キロメートル。上流は段丘地形の発達する栃尾盆地を構成し、平野部では八丁潟(はっちょうがた)、中之島(長岡(ながおか)市)の低湿地の排水、灌漑(かんがい)の主軸として中越米の米どころをなす。近世は地蔵堂(じぞうどう)(燕(つばめ)市分水(ぶんすい)地区)から今町、見附(みつけ)(見附市)まで河川舟運が発達して、八十里越(ごえ)の会津御蔵入郷(おくらいりごう)の物資輸送が行われ、谷口から栃尾までは栃尾船道(ふなどう)も通じていた。長岡(ながおか)市大堰(おおぜき)には見附市の水道浄水池があり、今町の堤防上で6月上旬に行われる大凧合戦(おおだこがっせん)が名物。
[山崎久雄]
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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