デジタル大辞泉
「別して」の意味・読み・例文・類語
べ‐して【▽別して】
[副]《「べっして」の音変化》とりわけて。特別に。
「―奇特なとも、思はれなんだぞ」〈蒙求抄・七〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
べっ‐して【別して】
- 〘 副詞 〙 特別に。とりわけて。格別に。ことに。
- [初出の実例]「別而(ベッシテ)背き奉らん御策(はかりこと)まではよもあらじ」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)中)
- 「家中広きほうばいにも、別(ベッ)して両人語り合ひ」(出典:浮世草子・武家義理物語(1688)四)
べ‐して【別して】
- 〘 副詞 〙 ( 「べっして(別━)」の変化した語 ) とりたてて。特別に。
- [初出の実例]「太尉乃跪上二天子璽符一請間たは、へしてことなる心ではなげなぞ」(出典:史記抄(1477)八)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 