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剛構造 ごうこうぞう rigid structure; rigid frame

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

剛構造
ごうこうぞう
rigid structure; rigid frame

ビル建築にあたっての耐震構造考え方の一つで,柔構造の対語。構造物全体を剛に構成し,大きな地震力に抵抗させる構造で,このため柱,梁は剛な接合方式をとり,耐震壁を可能なかぎり有効に配置し,外力を受けても変形しにくい構造体を構成する。

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デジタル大辞泉の解説

ごう‐こうぞう〔ガウコウザウ〕【剛構造】

建築物の柱・梁(はり)を剛(接合部の角度が変わらないよう)に接合し、耐震壁を設け、床板も変形しないように構成する耐震構造。現在では低層・中層の建築物に適用。→柔構造

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百科事典マイペディアの解説

剛構造【ごうこうぞう】

柔構造に対する語。建造物の骨組の接合部をすべて剛接合(接合点において各材の交わる角度が応力を受けても変化しない)としたもの。ラーメン構造はこの例。耐震構造では,壁体により構造物全体を剛強にして地震動に耐えられるようにしたものをいう。
→関連項目耐震構造

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大辞林 第三版の解説

ごうこうぞう【剛構造】

建築の耐震構造の一。柱や梁はりなどの部材の接合点を剛接合とし、耐震壁を設けて外力に対して変形しにくい構造としたもの。 ↔ 柔構造
鉄骨構造のこと。

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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

ごうこうぞう【剛構造】

建築物の耐震構造の一つ。耐震壁や強固な筋交(すじか)いを設けて建築材料を接合し、建物の変形をできるだけ少なくするもの。⇔柔構造

出典|講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

剛構造
ごうこうぞう
rigid structure

地震に対する建築の構造の一つ。柔構造に対比されるもので、建築構造物をできるだけ強剛に設計したほうが地震に対して安全であるという耐震設計思想に基づく構造方式である。1923年(大正12)の関東地震直後にこれに対比される柔構造論が芽生えはしたが、剛構造は常識的でわかりやすく、設計手法も力学的に単純なため、1960年代後半に超高層建築が出現するまで、すべての建物の柱や梁(はり)を剛に緊結すると同時に、耐震壁やブレース(筋かい)を適切に配置して地震力に対する変形を極力少なくしようとする剛構造の手法が、広く一般に用いられてきた。[小堀鐸二・金山弘雄]

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世界大百科事典内の剛構造の言及

【柔構造】より

…剛構造rigid structureに対する用語で,1927年ごろから31年ごろにかけて,真島健三郎と佐野利器の間で交わされた柔・剛構造論争によって,建築家だけでなく一般社会の人々にもよく知られるようになった。真島は煉瓦や鉄筋コンクリートの壁体建築は大地震による巨大な力には耐えられず,鉄骨架構の柔軟性をもった建築だけが理論的に地震動に耐えられるものだと主張し,佐野は真島理論は複雑な地震現象を単純化しすぎていて非現実的であり,実務上は静的な設計震度(1924年から市街地建築物法に規定された)を用いて建物をできるだけ剛強に設計すべきだと主張した。…

【超高層建築】より

…翌24年には,市街地建築物法の改正が行われ,地震時に建物に加わる地震力としての水平震度の規定が初めて設けられた。そして,日本における耐震理論として,地震のエネルギーを建物全体として剛に受けとめる剛構造の考え方が,地震の科学的特性が十分に解明されえなかった状況の中で主流となっていった。しかし,40年,52年,アメリカにおいて,強い地震の記録に成功したことを機に,日本でも建物に入力された地震波を記録する強震計の開発が行われ,地震波記録を目的として,52年から強震計の全国配置が実施され始めた。…

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