剛強(読み)ゴウキョウ

デジタル大辞泉 「剛強」の意味・読み・例文・類語

ごう‐きょう〔ガウキヤウ〕【剛強】

[名・形動]《古くは「こうきょう」》たけく強いこと。勇猛なこと。また、そのさま。
「―無双の上に、徳川家には嫡々たる忠直卿に」〈菊池寛忠直卿行状記
[類語]強い強力強大無敵最強力強い・勝負強い・屈強強豪強剛一騎当千手ごわい精強多力強烈強勢パワフル強靭精鋭破竹の勢い

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精選版 日本国語大辞典 「剛強」の意味・読み・例文・類語

ごう‐きょうガウキャウ【剛強】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 古くは「こうきょう」とも ) たけく強いこと。勇猛なこと。また、そのさま、その人。
    1. [初出の実例]「能銷金与石、誰顧戒剛強」(出典性霊集‐一(835頃)遊山慕山詩)
    2. 「剛強の衆生因果を知らず」(出典:米沢本沙石集(1283)一)
    3. [その他の文献]〔老子‐三六〕

ごう‐ごうガウガウ【剛強・豪剛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 力や性格などが、非常に強いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「剛強(カウゴウ)の衆生因果の道理をしらず」(出典:地蔵菩薩霊験記(16C後)三)

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