出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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フランスの作曲家サン・サーンスが小編成の管弦楽のために書いた14曲からなる組曲。1886年、謝肉祭最終日の音楽会のために作曲したもので、人間(ピアニスト)を含むさまざまな動物がユーモラスに、あるいは皮肉を込めて描かれている。とくに第13曲の「白鳥」Le Cygneはピアノ伴奏付きチェロ独奏曲に編曲され、広く親しまれるようになった。また第四曲「亀(かめ)」や全部の動物が勢ぞろいする「終曲」では、オッフェンバックの喜歌劇『天国と地獄』の旋律を借用するなど他の作品からのパロディーもあり、多彩な効果をあげている。
[三宅幸夫]
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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