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化仏(読み)けぶつ

デジタル大辞泉の解説

け‐ぶつ【化仏】

仏語。衆生(しゅじょう)を済度(さいど)するため、機に応じて如来が出現させる仮の仏形。また、菩薩(ぼさつ)などがその本地仏を表示するため、頭上に表す仏形。観音の頭上の阿弥陀像などがある。

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百科事典マイペディアの解説

化仏【けぶつ】

仏が衆生(しゅじょう)を済度するため,別の姿で現れること。応化(おうげ)仏,変化(へんげ)仏とも。また,本地仏を示すために仏像の頭部などに置かれた小型の仏をいう。

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世界大百科事典 第2版の解説

けぶつ【化仏】

変化(へんげ)の仏,応化(おうけ)の仏の意で,人々を救済するために如来(仏)が別な姿で現れるその身をいう。仏教では如来の三身(法身,報身,応身)を説くが,その応身にあたる。また,観音菩薩の頭部やその宝冠に阿弥陀仏の化仏を見るように,本地仏を標識して現す小仏像をもいう。千手観音では左の1手に化仏を持つ。ほかに光背や天蓋,また塼仏,押出仏,板絵,壁画などにも表現され,善導大師画像,空也上人彫像などでは念仏もろとも口から化仏が現れる姿を示している。

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大辞林 第三版の解説

けぶつ【化仏】

〘仏〙 衆生しゆじようを救うために、さまざまな姿となって現れた仏。化身。

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