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化学感覚 かがくかんかく

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大辞林 第三版の解説

かがくかんかく【化学感覚】

化学的刺激に対する感覚。味覚と嗅覚とがある。化学覚。 → 物理感覚

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

かがくかんかく【化学感覚 chemical sense】

嗅覚や味覚のように物質の化学作用が刺激となって生じる感覚で,一般に脊椎動物では味覚と嗅覚がこれに含まれる。陸生の動物のうち,無脊椎動物には脊椎動物の味覚器や嗅覚器に直接対応する感覚器がないが,これらの動物でも,刺激源から刺激物質の分子が空中を伝播(でんぱ)してきて動物に応答を起こさせる遠隔化学感覚を嗅覚,刺激物が直接動物に接触したときに動物に応答を起こさせる接触化学感覚のうち摂食に関係するものを味覚と定義できる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

化学感覚
かがくかんかく

化学物質が刺激になって生ずる味覚と嗅覚(きゅうかく)の総称。味覚は液体または水溶状態にある化学物質に接触したときに生ずる感覚なので、接触化学感覚ともよばれる。これに対して、嗅覚は気体の状態の化学物質を受容したときに生ずる感覚なので、遠隔化学感覚ともよばれる。魚類や両生類のような水生動物では、受容される化学物質の状態から味覚と嗅覚を区別することはできないが、陸生脊椎(せきつい)動物に対応して存在する口内の受容器への刺激による感覚を味覚、嗅上皮表面の受容器への刺激による感覚を嗅覚とよんでいる。化学感覚は動物に普遍的に認められ、求餌(きゅうじ)行動、性行動、害敵からの逃避行動などを発現する重要な手掛りを与える。[山口恒夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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