十全大補湯(読み)じゅうぜんたいほとう

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

じゅうぜんたいほとう【十全大補湯】

漢方薬の一つ。生薬(しょうやく)当帰(とうき)人参(にんじん)桂皮(けいひ)川芎(せんきゅう)芍薬(しゃくやく)地黄(じおう)蒼朮(そうじゅつ)または白朮(びゃくじゅつ)茯苓(ぶくりょう)黄耆(おうぎ)甘草(かんぞう)などを含む。宋(そう)代の医学書『和剤局方(わざいきょくほう)』などに処方が示されている。病後の体力回復、疲労倦怠(けんたい)胃腸虚弱貧血などに用い、食欲不振、栄養不良、手足の冷えといった症状をともなうとき、とくに有効とされる。体力の弱っている人がおもな対象。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

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