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千僧供養 せんそうくよう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

千僧供養
せんそうくよう

仏教行事。千僧斎,千僧会ともいう。 1000人の僧を招いて,斎 (とき) を供養することで,その功徳は莫大といわれている。

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デジタル大辞泉の解説

せんそう‐くよう〔‐クヤウ〕【千僧供養】

千人の僧を招いて食を供し、法会を営むこと。特に中国の南北朝時代から流行。日本では孝徳天皇以来盛んに行われた。千僧会。

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世界大百科事典 第2版の解説

せんそうくよう【千僧供養】

1000人の僧に供養すること。供養とは,仏法僧の三宝や父母,師長,故人に食物や衣服を供給すること。千僧会ともいう。多くの場合,供養に先立ち読経などが行われて,これを千僧読経といい,このあと出席読経した僧に供養が行われる。その功徳は無量であると信じられていた。946年(天慶9)朱雀上皇が東西の凶乱を鎮めるため,延暦寺講堂において法会を行った後,千僧に供養したのが早い例で,疫病流行のときなどにも行われた。

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大辞林 第三版の解説

せんそうくよう【千僧供養】

〘仏〙 千人の僧を招いて、食事を供し法要を行うこと。中国や日本で盛んに催され、きわめて功徳が大きいとされた。千僧会。千僧供。千僧斎。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

千僧供養
せんそうくよう

「せんぞうくよう」とも読む。多数の僧侶(そうりょ)が招かれて『法華経(ほけきょう)』などを読誦(どくじゅ)する法要をいう。千僧会(せんそうえ)、千僧供(く)ともいう。インド、中国で行われ、日本でも古くから営まれており、平安時代ごろより盛んとなる。朱雀(すざく)上皇は947年(天暦1)に延暦(えんりゃく)寺講堂において、凶乱を救うという目的のもとに行い、平清盛(きよもり)も1169年(嘉応1)に福原(ふくはら)で催している。鎌倉時代の1220年(承久2)には彗星(すいせい)による不吉を除くために延暦寺根本中堂(こんぽんちゅうどう)において千僧の読経が行われている。豊臣(とよとみ)秀吉もまた、1595年(文禄4)方広(ほうこう)寺大仏の経堂において真言(しんごん)宗、天台宗など八宗から800人の僧侶を招き、父母の供養のための大法要を開催し、それ以降もたびたび行っている。[廣瀬良弘]

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世界大百科事典内の千僧供養の言及

【寺事】より

…通常数人から20人前後の僧侶によって一座(座は法要の数を表現する数詞)の法要が勤修されるが,盛儀になると100人,200人,場合によっては300人前後が出仕することもある。古くは千僧供養,万僧供養と称して多数の僧侶が出仕し,数による功徳を願うこともあり,単に盛儀というにとどまらず,呪的な意味合いもこめられていた。1日限りで完了する小規模で日常的な寺事の場合,法要も一座で完結することが多いが,大規模になると,1日に五座,六座の法要を勤修する場合もある。…

※「千僧供養」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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