コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

南阿弥 なあみ

2件 の用語解説(南阿弥の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

なあみ【南阿弥】

?‐1381(弘和1∥永徳1)
南北朝末期の遁世(とんせい)者。将軍足利義満に仕え,海老名(えびな)の南阿弥陀仏と呼ばれた。能の愛好者で,連歌をはじめ諸芸能にたんのうであったらしい。《紫野千句(むらさきのせんく)》の作者の一人であり《菟玖波集(つくばしゆう)》にも入集するなど,義満の周辺にあって,その方面では強い影響力を持っていたようである。南阿弥に代表されるような将軍側近の遁世者の活躍が,当時なお田楽に圧倒されがちであった猿楽の能の地位向上と洗練に大きく寄与することとなった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の南阿弥の言及

【琳阿弥】より

… 琳阿弥の場合,その多彩な事跡の中で最も注目されるのが,曲舞謡(くせまいうたい)の作詞である。《東国下りの曲舞》《西国下りの曲舞》の両作がそれで,とくに前者は,琳阿弥が一時足利義満の不興をこうむり沈倫していたころに作詞し,南阿弥(なあみ)が作曲して,当時藤若(ふじわか)と称していた少年時代の世阿弥に義満の御前で謡わしめ,ために勘気を解かれたことで有名である。後者はその姉妹作のごときものとして後に書かれた観阿弥作曲の謡で,文体は前者よりさらに優れたものとなっている。…

【南阿弥】より

…南北朝末期の遁世(とんせい)者。将軍足利義満に仕え,海老名(えびな)の南阿弥陀仏と呼ばれた。能の愛好者で,連歌をはじめ諸芸能にたんのうであったらしい。…

※「南阿弥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

南阿弥の関連キーワード新葉和歌集仙源抄永徳弘和末次相良前頼少室慶芳聖助法親王(2)中山親雅治仁王

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone