厚田[村](読み)あつた

世界大百科事典 第2版の解説

あつた【厚田[村]】

北海道西部,石狩支庁厚田郡の村。人口2947(1995)。札幌市の北方に位置し,日本海に面する。村域の大部分増毛山地で,南方にしだいに低くなっているが,低地は石狩川河口付近などに限られ,水田地帯となっている。国有林野が村域の6割以上を占め,海岸沿いに厚田,古潭(こたん),望来(もうらい)などの漁業集落がある。松前藩政下では,松前の政商村山伝兵衛,近江商人平田東三右衛門が場所請負人として支配し,ニシンの千石場所として活況を呈し,大正初期小樽の仲買問屋が現れるまでは,古潭には弁財船が入港して明治期の漁業を支えていた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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