コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

双六岳 すごろくだけ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

双六岳
すごろくだけ

岐阜,長野両県の県境にある飛騨山脈中央部の山。標高 2860m。三俣蓮華岳 (2841m) の南にあり,一連の山体をなす。山頂の南東側には,カール (圏谷) と推定される氷食地形が存在,東側の緩斜面にはハイマツ植生がある。東南東の樅沢岳との間の鞍部双六平には双六池がある。池畔には双六小屋があり,槍ヶ岳から笠ヶ岳烏帽子岳への縦走コースの基地。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

すごろくだけ【双六岳】

北アルプス中央部,長野県大町市と岐阜県吉城郡上宝村との県境に位置する山。標高2860m。尾根つづきで北に三俣蓮華(みつまたれんげ)岳,東に樅沢岳があり,縦走路が通るが,山頂はこれから少し離れているため,頂上に立つ人は少ない。山体は古生代末期の花コウ岩で構成され,東斜面にはカールなどの氷河地形が分布する。山頂付近は比較的なだらかで,特に東へ派生する稜線部は平たんな砂礫(されき)地となっており,周氷河作用により形成された構造土がみられる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本の地名がわかる事典の解説

〔長野県(岐阜県)〕双六岳(すごろくだけ)


飛騨(ひだ)山脈(北アルプス)中部、長野・岐阜県境に位置する山。北方に三俣蓮華(みつまたれんげ)岳がそびえる。標高2860m。なだらかな高原状の山容で、東2kmの樅沢(みさわ)岳との鞍部(あんぶ)にある双六池付近は、北アルプス縦走路と岐阜県側の笠ヶ(かさが)岳方面からの登山路が合流する地点。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

双六岳
すごろくだけ

北アルプスの中央部、長野・岐阜県境にある山。標高2860メートル。一帯の地質は石英閃緑(せんりょく)岩を主とする深成岩である。山頂はなだらかな草地をなし、ハイマツやナナカマドのほか、夏にはリンドウ、コバイケイソウ、シナノキンバイなどの高原植物が咲き、山頂の南側には氷食地形のカールがみられる。南東部の樅沢(もみさわ)岳との鞍部(あんぶ)には双六池と双六小屋があり、槍ヶ岳(やりがたけ)から樅沢岳、双六岳を経て北部の三俣蓮華(みつまたれんげ)岳へ至る裏銀座コースの縦走路にあたり、槍ヶ岳からは4時間半の行程である。なお、双六岳に直接登る最短ルートは新穂高温泉から、わさび平、鏡平、双六小屋を経由するルートで約8時間の行程を要する。[小林寛義]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

双六岳の関連キーワード小池 義清切れ込む北方山容

今日のキーワード

MERY

ファッション情報を中心とした女性向けデジタルメディア。運営元は株式会社MERY。2013年、株式会社ペロリによって創設された。同社が株式会社ディー・エヌ・エーの子会社となった14年以降も運営は継続され...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

双六岳の関連情報