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吉川幸次郎 よしかわ こうじろう

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美術人名辞典の解説

吉川幸次郎

中国文学者。兵庫県生。号は善之。京大教授。芸術院会員文化功労者。昭和55年(1980)歿、76才。

出典|(株)思文閣
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デジタル大辞泉の解説

よしかわ‐こうじろう〔よしかはカウジラウ〕【吉川幸次郎】

[1904~1980]中国文学者。兵庫の生まれ。京大教授。著「元雑劇研究」「杜甫私記」「陶淵明伝」など。

出典|小学館
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

吉川幸次郎 よしかわ-こうじろう

1904-1980 昭和時代の中国文学者。
明治37年3月18日生まれ。狩野直喜(かの-なおき),鈴木虎雄(とらお)に師事。北京大で清朝(しんちょう)考証学をまなぶ。帰国後,東方文化学院京都研究所員をへて昭和22年京大教授。古典の奥ふかい解釈で日本での中国文学研究に貢献した。44年文化功労者。芸術院会員。昭和55年4月8日死去。76歳。兵庫県出身。京都帝大卒。字(あざな)は善之。著作に「新唐詩選」(共著),「杜甫(とほ)私記」など。

出典|講談社
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世界大百科事典 第2版の解説

よしかわこうじろう【吉川幸次郎】

1904‐80(明治37‐昭和55)
日本の中国学者。字は善之。神戸市の生れ。京都大学教授,芸術院会員。1969年,文化功労者に選ばれた。京都帝国大学で狩野(かの)直喜の教えを受け,清朝考証学を修めて,《尚書正義》校訂などにたずさわったが,文学研究にも,考証学の方法を用い,《元雑劇研究》《杜甫詩注》など,言語に密着して文学としてのおもしろさを説いた。漢詩文にもすぐれる。著作は《吉川幸次郎全集》に収められる。【清水 茂】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

よしかわこうじろう【吉川幸次郎】

1904~1980) 中国文学者。兵庫県生まれ。京大教授。該博な知識により考証的に中国古典を研究・解釈。著書は「元雑劇研究」「尚書正義」「杜甫私記」など多数。

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

吉川幸次郎
よしかわこうじろう

[生]1904.3.18. 神戸
[没]1980.4.8. 京都
中国文学者。第三高等学校を経て,1926年京都大学文学部卒業。 28~31年中国留学。 47年『元雑劇研究』 (1948) で学位を得,同年京大教授。狩野直喜,鈴木虎雄らの指導を受け,京都中国学の正統を継ぐとともに,吉川学とも呼ばれる新しい学風を樹立した。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

吉川幸次郎
よしかわこうじろう
(1904―1980)

中国文学者。神戸市に生まれる。京都帝国大学で狩野直喜(かのなおき)に師事してその学を祖述し、清(しん)代経学(古典解釈学)を文学研究の基礎とし、ことに18世紀の段玉裁(だんぎょくさい)・銭大(せんたいきん)らの古典語学・古代史学の方法を尊んだ。中国留学後、東方文化研究所員として『尚書正義』定本を作製しその国訳を完成、近世戯曲の研究と訳業を公刊した。1947年(昭和22)青木正児(まさる)の後を受けて京都大学教授となり、67年に及んだ。『中国散文論』『杜甫(とほ)私記』『新唐詩選』など、個別の事象と言語を重んじた該博な知識による古典解釈は、第二次世界大戦後の中国文学の転換と普及に寄与した。54年芸術院会員。69年文化功労者として顕彰された。[戸川芳郎]
『『決定版 吉川幸次郎全集』全27巻・別巻1(1984~ ・筑摩書房)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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