コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

同類意識 どうるいいしき consciousness of kind

4件 の用語解説(同類意識の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

同類意識
どうるいいしき
consciousness of kind

アメリカの社会学者 F.H.ギディングズが,『社会学原理』 (1896) のなかで提唱した概念。同類意識とは一般に人間が他人に対して自他の類似の知覚,同胞感情,共感などを覚える意識状態をいう。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

どうるい‐いしき【同類意識】

他者を自己と同類であると認める意識。米国の社会学者ギディングスは、これを社会的結合の本質をなすものとした。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

どうるいいしき【同類意識】

他の人々を自分の同類と認める意識。アメリカの社会学者ギディングスは、これを社会の結合の本質をなすものとみなした。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

同類意識
どうるいいしき
consciousness of kind

ある存在が他の意識的存在を自己と同類と認める意識状態をいう。アメリカの社会学者ギディングスによって、社会の起源的、基本的な主観的事実とされ、有名になった用語。彼によれば、同類意識は、社会現象と非社会現象とを区別する意識であり、また社会的行為の原因とされる意識である。さらに、それは感動や模倣を通じて形成される意識であって、契約や連合を生み出し、いわば社会的結合の本質をなすものである。彼はこの同類意識と結合との作用の仕方から、社会現象の次のような四段階を指摘する。〔1〕集合と結社、〔2〕社会的精神の進化、〔3〕社会生成、〔4〕社会組成である。このうちの、社会生成social compositionとは、社会有機体として独立に生活している集団が、より大きな集団に結合することを意味し、社会組成social constitutionとは、社会集団相互依存的階級または団体への分化を意味する。彼はのちに、同類意識説に修正を加え、同一刺激に対する集合的反応である複数行動をもって社会の本質を説明しようとするに至る。[佐藤 毅]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

同類意識の関連キーワードアングロアメリカオグバーンギディングズズナニエツキタイディングズ=マクダフィー法ホールディングスアメリカの影アメリカン・グラフィティ2ギディングズ,J.L.キングズ・カレッジ(アメリカ)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone