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和美峠 わみとうげ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

和美峠
わみとうげ

群馬県南西部,下仁田町と長野県軽井沢町の境にある峠。標高 984m。江戸時代,中山道の碓氷関所では,通行の婦女子をきびしく取締ったので女街道ともいわれたこの峠越えが,中山道の脇往還として利用された。現在峠の南側を上信越自動車道が走り,北側は南軽井沢の別荘地として開発が進んでいる。

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世界大百科事典 第2版の解説

わみとうげ【和美峠】

群馬県南西部,甘楽(かんら)郡下仁田町と長野県北佐久郡軽井沢町の境にある峠。標高984m。長野新幹線およびしなの鉄道(旧信越本線)軽井沢駅の南方約6kmの位置にある。近世,中山道の碓氷(うすい)関は〈入鉄砲出女〉の制限が厳しく,女人は富岡,下仁田を経て信州の沓掛宿に出たが,この女街道(姫街道)が和美峠を越えており,中山道の脇往還として利用された。明治以後利用者が少なくなったが,近年軽井沢からの道路が整備され,また妙義荒船林道もできたため,峠を越えた下仁田町側に別荘地やキャンプ場が開設され,開発が進んでいる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

和美峠
わみとうげ

群馬と長野の県境にある峠。標高984メートル。江戸時代、中山道(なかせんどう)南側の女(姫)街道といわれた脇(わき)往還の峠で、中山道の碓氷(うすい)関所が「入鉄炮(いりでっぽう)に出女(でおんな)」といって通行を厳しく警戒したので、女の通行人は碓氷関所、碓氷峠を避けて、藤岡、富岡、下仁田(しもにた)からこの峠を越えて信州の沓掛(くつかけ)(現、軽井沢町中軽井沢)の宿に至った。峠の南東にある初鳥屋(はつとりや)、本宿(もとじゅく)(以上、現、群馬県下仁田町)などは当時の宿場である。[村木定雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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