哀訴(読み)アイソ

デジタル大辞泉 「哀訴」の意味・読み・例文・類語

あい‐そ【哀訴】

[名](スル)同情をひくように、強く嘆き訴えること。哀願。「減刑哀訴する」
[類語]訴える直訴直願嘆願哀願泣訴愁訴泣き付く口説くど泣き込む泣きすがる泣き落とす拝み倒す呼び掛けるアピールする申し出る届け出る願い出る申し込む

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精選版 日本国語大辞典 「哀訴」の意味・読み・例文・類語

あい‐そ【哀訴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 嘆き悲しんで訴えること。人の同情心にうったえて頼み込むこと。哀願。
    1. [初出の実例]「国王に哀訴歎願する」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐老馬行詩〕
  3. 旧法律制度で、大審院が違法な判決をしたときなど、検事長または訴訟関係人から大審院に対して行なう訴訟手続き。
    1. [初出の実例]「大審院に於て既に受理したる哀訴」(出典:刑事訴訟法(明治二三年)(1890)附則・二条)

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普及版 字通 「哀訴」の読み・字形・画数・意味

【哀訴】あいそ

嘆き悲しんで訴える。

字通「哀」の項目を見る

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